これ、なんだかわかりますか?
時計のパーツなんです。
時計のパーツなんです。
写真じゃ伝わりにくいと思いますが、なかには髪の毛より細いんじゃないかと思うほど小さな小さなネジも。
肉眼では小さい点にしか見えません。
ちょっとした風でも飛んでいってしまいそうで
息をするのもはばかられます。
息をするのもはばかられます。
これを見せてもらったのは、小豆島町苗羽(のうま)にある山田時計店。
JAの目の前ですね。
もうすぐ創業60年を迎える老舗で
時計やメガネ、ジュエリーや補聴器を扱っています。
もうすぐ創業60年を迎える老舗で
時計やメガネ、ジュエリーや補聴器を扱っています。
店主の山田敏博さんは2代目。
一度は島を出て働いていましたが、お父さんが体調を崩したこともあり島に戻って20年ほど前に店を継ぎました。
「昔は、卒業・入学の記念にいい時計をプレゼントしたりとか、
成人式を迎えた娘さんに真珠をプレゼントしたりとか
そういう人生の節目とか門出のようなシーンで利用いただくことが多かったですね。
先日も、『離れて暮らす孫になにか贈りたいけど、何がいいか』と相談に来られた方がいらっしゃいました。
成人式を迎えた娘さんに真珠をプレゼントしたりとか
そういう人生の節目とか門出のようなシーンで利用いただくことが多かったですね。
先日も、『離れて暮らす孫になにか贈りたいけど、何がいいか』と相談に来られた方がいらっしゃいました。
けど最近は、『何かほしいものはあるか』と聞いたら『現金』と言われるケースも多いみたいですね」
なんか味気ないですね…。
なんか味気ないですね…。
時代の流れとともにお客さんのニーズは変わっていきましたが、
山田時計店は販売だけじゃなく、修理だっておまかせ!
最初に紹介した時計のパーツも、修理依頼で持ち込まれたものを見せていただきました。
最初に紹介した時計のパーツも、修理依頼で持ち込まれたものを見せていただきました。
「古いものを整理していたらぜんまい時計が出てきたが、どうにかならないかとか、
メガネを踏んで曲がってしまったとか、いろんな修理依頼があります。
ぜんまい仕掛けの蓄音機や、子どものおもちゃが持ち込まれたこともありましたね」
修理している様子も見せていただきました。
これこれ!この目に付ける拡大鏡みたいなやつ!
実際に使っているの初めて見ました。
「動かなかったものが動くようになるって、やっぱりうれしいものです。
それでお客さんも喜んでくれる。
そこが、修理の仕事のやりがいですね」
それでお客さんも喜んでくれる。
そこが、修理の仕事のやりがいですね」
山田さんは、新たに国家資格となった「眼鏡作成技能士」1級の資格を持っています。
技術と経験のある職人さんがいる、まちの小さな個人商店。
最初はちょっと勇気がいるかもしれませんが、一度足を運んでみてはいかがですか。
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