2023年01月03日

一番搾り小豆島/道の駅小豆島オリーブ公園

211112_オリーブ公園 (17)00.JPG

お正月休み、帰省や旅行で小豆島を訪れている人も多いのではないでしょうか。
必ず立ち寄りたいのが、道の駅小豆島オリーブ公園
小豆島らしい、オリーブ並木や高台から眺める海の景色を楽しんだり
小豆島土産を買ったりと、さまざまな目的で島内外の人が訪れています。

221216_オリーブ公園 (7).JPG

オリーブ公園を訪れる目的の一つが、青い空に映える白いギリシャ風車ですが、
実は今、風車はメンテナンスのためこんな状態に。

「え〜、せっかく写真撮ろうと思ったのに」と残念に思うかもしれませんが、ご安心を。
公園内にはほかにもたくさんの映えスポットがあります。
園内をいろいろ散策して、素敵な写真スポットを見つけてみてくださいね。


oil.jpg

そしてこの時期は、こちらも要チェック。
今期搾りたてのオイルがショップに並んでいます。

今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では、
道の駅小豆島オリーブ公園 事業部の福田誠さんにご出演いただき
今年のオイルについてご紹介いただいています。


221219_オリーブ公園 (13).JPG

約2000本のオリーブを栽培する、小豆島オリーブ公園。
公園の職員だけでなく、秋の収穫祭で一般の観光客の方々も収穫体験をし、
そうして摘んだ果実も使ってオイルを作っているのが一つの特徴です。

「オリーブの収穫は、まず9月末から新漬け用の実を収穫し、
その後だんだんと熟していく実を12月上旬頃までかけて収穫しています」


221219_オリーブ公園 (16)00.JPG

今年のオイルの出来はいかがですか?

「全体的な果実の収量は例年に比べて少なかったんですが、搾ってみると歩留まりがよく、
今年も自信をもってお届けできるオイルができたと思います」

商品名は
手摘み 一番搾り小豆島オリーブオイル
品種ごとにミッションとルッカの2種類があり、
どちらも200ml 4,000円(税込)です。

店舗だけでなくオンラインショップでも購入できます。

221219_オリーブ公園 (10)00.JPG


「この商品は、ミッションルッカそれぞれ単一品種で、
搾油時期の早いものと遅いものをブレンドしています。
ミッションはグリーンのさわやかな若草の香りを感じる品種で、
ルッカは青いバナナのようなフルーティな香り。
それぞれの品種の特性が出せるように搾油チームで相談しながらブレンドしています」

搾油に際してのこだわりは?

「搾油チームとしてこだわっているのは、
オリーブのいい香りをそのままオイルに溶け込ませていくこと。そのために温度はすごく気を付けています。
オリーブオイルを搾るときはまず実を粉砕するんですが、そのときにすごくいい香りが出るんです。
オイルの品質を保ちながら、いかにそのいい香りをそのままオリーブオイルに取り込ませて機械から出すかが大切なんです。
搾油しているときはもちろんですが、収穫から搾油後のオイルの保存まで、
品質を落とさないように繊細に、生きもののように扱っています」


IMG_3891_00.jpg

福田さんのおすすめの食べ方は?

「小豆島産のオリーブオイルは非常にいい香りがするので、加熱せずそのまま食べてほしいですね。
私は毎朝オリーブオイルを使っているんですが、目玉焼きにオリーブオイルとハーブソルトを少しかけると非常においしいですよ。
また、おせち料理なんかでも意外と合うものがあるかもしれませんよ。
オリーブオイルって、結構何にでも合うので、ぜひ挑戦してみてもらいたいですね」

確かに、かまぼことか、数の子とか…オリーブオイルとの相性もよさそうです。
おせち料理に飽きてきたら、少し味変してみるのもいいかもしれませんね。


221219_オリーブ公園 (3).JPG

取材に訪れた12月中旬。
すべてのオイルの搾油が終わり、ちょうど搾油機の清掃を行っていました。
細かい部品も分解して外して磨いていくそうです。
日々のこうしたメンテナンスが、また来年のおいしいオイルにつながっていくんですね。

島内にはほかにも個性あふれるオリーブオイルを作る事業者さんがたくさんいます。
道の駅の売店では、オリーブ公園のオイルだけではなく
島内のそういった事業者のオイルも購入できるので、いろいろと食べ比べてみるのもいいですね。


≪関連記事≫





posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀ | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック