エキストラヴァージン 緑果オリーブオイル「緑果搾り」
180g 2138円、450g 4989円
11/9発売
11/9発売
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送は、先週に引き続き井上誠耕園の今年のオイルについてご紹介
今日は、井上誠耕園 農園管理部の井上健也さんに、スペイン産緑果オイルについてお話しいただいています。
スペインで7代続くオリーブ農家、ルケさん一家と提携している井上誠耕園。
例年、10月の終わりには社長や農園の担当者がスペインへ行っていたのが、2020年からはオンラインでのやりとりになっていましたが、今年は3年振りに現地へ。
例年、10月の終わりには社長や農園の担当者がスペインへ行っていたのが、2020年からはオンラインでのやりとりになっていましたが、今年は3年振りに現地へ。
10月末から1週間、井上さんと大坪さんの2人でルケ家を訪れたそうです。
「今年はスペイン全土で干ばつの影響が出ていて、例年に比べて収穫量も半分に落ち込みました。
我々が現地についたときにちょうど雨が降って、それが収穫直前の雨となったこともあり、今年の緑果オイルの特徴としては例年に比べると少し辛みや苦味が抑えられてよりフルーティさが強いオイルになりました」
“スペイン産オイル”だからといって、ただ単純に輸入しているというだけじゃないのが井上誠耕園のこだわり。
ルケファミリーとはもう17年に渡りともにオリーブオイルを作り続けていて、井上さん自身もかつて、合計で2年ほどルケ家に滞在し、生活をともにしながら農園の仕事を学んだ経験があります。
「小豆島で75年以上続く井上誠耕園ですが、3代目の井上智博が緑果オイルという商品づくりを始め、このおいしさをもっと広くたくさんの人に知ってほしい、そのためには小豆島の園地だけではどうしても足りないということで、思いに共感してもらえる海外の生産者を探した結果、ルケファミリーと出会いました。
私たちのオリーブへの思いに共感してくれているからこそ17年にわたるつながりができていると思います」
そんなことを話しているところへ用意していただいたのが、今年スペインの農園でとれたばかりの緑果搾り、そして菊太郎のパン
まあ、普通の人は、パンに付けたりサラダにかけたりして食べてもらったらいいんですが、せっかくなので生産者のみなさんがオイルの出来をチェックするときのテイスティングの方法を教えてもらいました。
カップを上下から両手で包むように持ちます
「小さなカップに少量のオイルを入れて、片方の手のひらで包むように持ちます。
そしてもう片方の手を、カップにフタをするように乗せて、ゆっくりとカップを回します。
手の熱で温めながら、オイルをカップ全体に広げることで、より香りが強く感じられるようになるんです。
10秒ほどくるくる回したら、手でフタをしたままカップを鼻先まで持ってきて、そこでフタをしている手を離し、まずは香りを楽しみます」
「ラジオで試飲の方法を伝えてください」というムチャ振りにも「やってみます」と前向きに応えてくれました
「今年は若草のような、フレッシュでハリのある香りです。
香りを楽しんだら、少し口に含みます。
そのまま飲むのではなく、音を立てて空気と一緒に吸うようにして味わってもらうと、より香りが鼻に抜けていって、強く香りを感じることができます」
そんなスペイン産緑果オイル、井上さんはどんなふうに味わっていますか?
「シンプルにパンに付けるときは、オイルをつける前にフォークなどでパンに穴を開けておくと、よりオイルが染みておいしいですよ。
また、オリーブオイルといえば洋食のイメージが強いですが、緑果は和食との相性もいいんです。
とくに醤油とよく合う。僕がよく食べるのは、ごはんの上にちりめんじゃこと大根おろしを乗せて、緑果オイルを回し掛けます。
そこへ、ガッツリいきたいときは醤油をかけ、あっさりめがいいときはポン酢でもいい。
最後に好みで七味をかけたら完成です。
お酒のアテなら冷奴ですね。豆腐に刻んだネギとかつおぶし、塩をちょっと。それに緑果オイルだけで十分です」
なーんか、おしゃれですね
小豆島のショップmother's では、スペイン産緑果オイルのショップ限定デザインボトル(90g1188円)を販売しています
「緑果オイルは、完熟のオリーブオイルよりも、当社比ですが2倍ほど栄養素が多いんです。
安いものではないのでちょっとずつ大切に使いがちかもしれませんが、せっかくの味を楽しむためにもたっぷり豪快に使って、今だけのおいしさを味わってください」
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