今週の「THE MAYOR」は小豆島町、大江正彦町長がご出演。
3日目の今日は、「紅葉シーズンの寒霞渓」です
小豆島随一の紅葉の名所、寒霞渓
今まさに紅葉の最盛期を迎え、山頂から中腹にかけて広がる紅葉を楽しめます。
「寒霞渓が紅葉シーズンに入る11月は、島全体の観光客も増えて島が一番にぎわう季節です。
ロープウェイで登るイメージが強いと思いますが、実は歩いて登ることもできるんですよ。
ロープウェイのこううん駅のすぐ横に登山道があり、そこから山に入っていけます。
僕も子どもが小さい頃に一緒に歩いて上がった思い出があります」
裏八景のひとつ、松茸岩
登山道からは、ゴツゴツとした岩肌や巨石など寒霞渓らしい景色がすぐ目の前に見られて迫力満点。
ロープウェイから見る景色とはまた違った楽しみがあります。
また、登りには「表十二景」、下りには「裏八景」と呼ばれる名所があり、
寒霞渓の巨石群のなかでもとくに特徴的な景観を楽しむことができます。
「小豆島の場合は紅葉といえば寒霞渓なので、車で、歩いて、またロープウェイで、
それぞれいろんな方法で誰もが登った経験があると思います。
太古の火山噴火でできた奇岩・巨石が並ぶ独特の風景、そこに紅葉があわさってほかにはない景色を楽しめます」
寒霞渓はかつて、その美しさゆえに外国人に買収されそうになったことがあります。
それを地元の名士が私財を投げうって防ぎ、さらに保勝会を設立するなどして
このすばらしい自然を守るための活動が続けられてきました。
「ロープウェイからは寒霞渓全体を見渡す素晴らしい景観が楽しめますが、歩いて見る景色はまた違った面白さがあります。
寒霞渓を訪れる際は、片道はロープウェイで、片道は歩いて楽しんでほしいですね。
登山道も整備されているので、スニーカーで気軽に登れます。
ぜひこの紅葉シーズンの寒霞渓に遊びに来てください」
明日は「ジャンボフェリー新船就航」のお話です。
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