今週の「THE MAYOR」は小豆島町、大江正彦町長がご出演。
2日目の今日は、「持続可能な観光地TOP100選」です


小豆島町は、「世界の持続可能な観光地TOP100選」に2年連続で選出されました
「昨年は中山千枚田と寒霞渓を守り続けてきたストーリーが評価されましたが
今年はオリーブを核とした地域振興のストーリーが認められて選出されました。
これは昨日今日始めたものではなく、長年に渡る取り組みが評価されたものです。
先人が脈々と受け継ぎ、守ってきたことが今回の評価につながったと思います。
TOP100に選出されて終わり、ではなく、その評価に応えられる島でありたいと思います」
「TOP100」選出にあたっては、持続可能な観光のために
その地域でどんな取り組みがなされてきたかというストーリーを提出し
それが評価の大きなポイントになります。
「明治41年、当時の農総務省が三重と鹿児島と小豆島でオリーブの試験栽培を始め、そのなかで唯一小豆島だけが栽培に成功しました。
当時の農家さんをはじめ地元の人たちが、根気強く、粘り強く取り組んでくれたおかげで、
小豆島はオリーブの島と認知されるまでになりました。
国内のオリーブ生産量は小豆島がダントツ一位ですが、今は他地域も新たに参入してきていて、農地が広いところが生産量を伸ばしています。
そんななかで小豆島は、オリーブのトップワンを目指してさまざまな活動に取り組んでいます」
小豆島町では、小学校入学や結婚の際にオリーブの苗木をプレゼントしています。
また、島内の国道・町道沿いにはオリーブ並木があり、
今年は大江町長もそのオリーブの実を収穫したそうです。
「収穫シーズンを終え、これから小豆島産のオリーブオイルが出回りはじめます。
一つひとつ手摘みで収穫し、ていねいに搾った高品質なオイルを
ぜひ全国のみなさんに味わっていただけたらと思います」
明日は、「紅葉シーズンの寒霞渓」のお話です。
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