11月1日、小豆島町苗羽に
島の醤油・佃煮産業の歴史やストーリーを伝える公園、
醤(ひしお)ロードパークが完成
島の醤油・佃煮産業の歴史やストーリーを伝える公園、
醤(ひしお)ロードパークが完成
冷たい雨が降るなか、お披露目会が開催されました
多くの来賓の方々が見守るなか
関係者の挨拶や作品説明などが行われました。
関係者の挨拶や作品説明などが行われました。
デザインや設計は、高松市のデザイン事務所や設計事務所が担当。
パーク内には大きな醤油桶のモニュメントがあり、
設計を担当した長尾氏からはその説明がありました。
パーク内には大きな醤油桶のモニュメントがあり、
設計を担当した長尾氏からはその説明がありました。
「この醤油桶は100年前に作られたもの。
元々ここに5台の木桶がありましたが
そのうちの1つを、さらに100年残していこうということで
今回、野面積みの石のなかに入れたような形にしました。
石の上には小さな醤油職人の人形があって
醤油の桶をかき混ぜている恰好をしています。
それによって桶のなかの醤油がゆったりと流れるようなイメージで
野面積みの石に曲線的な部分を作ってもらいました」
あ、いたいた、石積みの上に小さな人形💕
醤油をかき混ぜていますね〜
醤油をかき混ぜていますね〜
確かによく見ると、石積みに曲線のラインがあります
入り口は茶室のにじり口をイメージしているそう
続いて、小豆島町商工観光課 学術専門員の川宿田好見さん。
「令和元年度、小豆島町を含む4自治体で日本遺産の認定を受けました。
そのテーマは「石の島」なんですが、その構成文化財のひとつに、
醤油蔵と石道具の町並み 醤の郷 というものがあり、
ここ醤の郷一体が日本遺産を構成する要素となっています」
桶のまわりには、いくつかの小豆島石が配置されています。
これは、佃煮メーカーや醤油蔵のロゴを刻印したもの。
小豆島の産業を支えてきたたくさんの企業の歴史を感じます
これは、佃煮メーカーや醤油蔵のロゴを刻印したもの。
小豆島の産業を支えてきたたくさんの企業の歴史を感じます
桶の内側には、町の風景や歴史を知ることができる写真パネルが帯状に並べられています📷
春は桜、秋は紅葉と、
四季折々の景観も楽しめる新たな観光スポットが誕生しました
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