小豆島には、観光地を無料で案内してくれる
小豆島観光ボランティアガイドクラブという組織があります。
小豆島観光ボランティアガイドクラブという組織があります。
小豆島町商工観光課が窓口となり、一般の観光客でも
事前に予約すれば観光地の案内を依頼することができます
そんな小豆島観光ボランティアガイドクラブでは、
会員の資質向上のために定期的に研修が開かれています。
会員の資質向上のために定期的に研修が開かれています。
10月中旬、小豆島オリーブ公園で開催された研修の様子を見に行ってきました〜
おりしも、9月末、
小豆島町が持続可能な観光地TOP100選に選出されたばかり。
小豆島町が持続可能な観光地TOP100選に選出されたばかり。
選出の要因のひとつとなった「ストーリー」は、
「オリーブを核とした地域振興」
ということで、今回は小豆島町商工観光課の塩田さんも講師として登壇。
ということで、今回は小豆島町商工観光課の塩田さんも講師として登壇。
持続可能な観光ってどういうことなのか?
小豆島のオリーブの歴史は?
島の観光を持続可能なものにしていくためには?
そんなお話をされたそうです。
島の観光を持続可能なものにしていくためには?
そんなお話をされたそうです。
「私よりよっぽど詳しいベテランのガイドさんたちを前に緊張しましたが
みなさん興味をもって聞いてくださってよかったです」と塩田さん。
その後、オリーブ公園の公園事業部長・中塚さんから、
オリーブ堆肥についての説明がありました。
オリーブ公園では5,6年前からオリーブ堆肥づくりに取り組んでいます
オリーブ堆肥についての説明がありました。
オリーブ公園では5,6年前からオリーブ堆肥づくりに取り組んでいます
秋に実を収穫した後、冬に剪定したオリーブの枝葉を
細かく粉砕して発酵させ、堆肥としてまた畑に戻してオリーブの栄養にするというもの。
まさに循環型農業、持続可能な農業の取り組みです
細かく粉砕して発酵させ、堆肥としてまた畑に戻してオリーブの栄養にするというもの。
まさに循環型農業、持続可能な農業の取り組みです
ガイドさんたちのなかにははじめて知った人もいたようで、みなさん興味津々
その後、ボランティアガイドクラブの松尾会長の先導で
普段のガイドコースに沿って観光ガイドの研修。
普段のガイドコースに沿って観光ガイドの研修。
オリーブの品種の見分け方や、石のモニュメントについてなど
公園のことやオリーブのことを説明していました。
みなさんが持つ観光ガイドのノウハウを共有する機会でもあるんですね〜
ほかの人がどんなガイドしてるか、見ることってないですもんね
※枕木設置直後、芝生養生中の写真
持続可能な観光という点でいうと、
オーバーツーリズムという問題もあります。
オーバーツーリズムという問題もあります。
オーバーツーリズムとは、観光客が集中しすぎることで
地元の人が公共交通を利用できなかったり
ゴミを大量に捨てられたりという悪影響が発生する問題。
オリーブ公園のシンボルでもあるこの風車も、
当初は緑の芝生と白い風車と青い空というコントラストが映えると話題になったのに
一日に何千人もの人が訪れてジャンプすると、芝生が弱ってしまって
「イメージと違う」「映えない」と観光客にガッカリ感をもたらしてしまう結果に
当初は緑の芝生と白い風車と青い空というコントラストが映えると話題になったのに
一日に何千人もの人が訪れてジャンプすると、芝生が弱ってしまって
「イメージと違う」「映えない」と観光客にガッカリ感をもたらしてしまう結果に
※きれいな芝生が復活しました
そこで、ジャンプする場所に枕木を設けて芝生を保護するという対策がとられました
こうして新しい知識も吸収しつつお互いに情報交換してパワーアップしたガイドさんたち
観光シーズン、みなさんのお越しをお待ちしています
観光シーズン、みなさんのお越しをお待ちしています
※写真は一部、小豆島町商工観光課より提供いただきました
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