8月27日(土)、
小豆島中学校と小豆島中央高校で
子どもたちを対象にしたかけっこ教室と陸上教室が開催されました。
小豆島中学校と小豆島中央高校で
子どもたちを対象にしたかけっこ教室と陸上教室が開催されました。
その講師とは・・・
2008年北京オリンピック
4×100mリレー銀メダリストの
高平慎士さん
スゴーイ!!
4×100mリレー銀メダリストの
高平慎士さん
スゴーイ!!
超一流のランナーから直接指導が受けられる貴重な機会とあって
スポーツや陸上に取り組む子どもたちがたくさん参加しました
スポーツや陸上に取り組む子どもたちがたくさん参加しました
小学校低学年から中学年のクラス、
小学校高学年のクラス、
そして中高生向けのクラスがありましたが、
ワタシが見せてもらったのは小学校高学年のクラス
小学校高学年のクラス、
そして中高生向けのクラスがありましたが、
ワタシが見せてもらったのは小学校高学年のクラス
まずは準備運動・・・って、おや?ここからもうすでに様子がおかしいですよ
高平さんを中心に円になり、
みんなで高平さんの動きをマネするんですが、
やり方がわかったら、はい交代
今度は子どもたちのなかから一人が円の中心に入り、
みんなはそれを見て準備運動をします。
みんなで高平さんの動きをマネするんですが、
やり方がわかったら、はい交代
今度は子どもたちのなかから一人が円の中心に入り、
みんなはそれを見て準備運動をします。
ところが「準備運動のリードをして」と急に言われても
意外と難しいんですね〜
あれ、準備運動って何をしたらいいんだっけ?
と考えてしまいます。
意外と難しいんですね〜
あれ、準備運動って何をしたらいいんだっけ?
と考えてしまいます。
高平さんいわく、
「簡単な準備運動ひとつとっても
先生に言われた通りにただ動いているだけでは準備運動になっていないこともある。
この体操で、今何の準備をしているのか、
これからする運動のためにどんな準備が必要なのかを
自分で考えることが大切」
とのこと
準備運動のあとは、
ボールを使った反射運動をしたり
いろんな走り方を試してみたり。
運動自体は難しいものではありませんが、頭を使う〜〜💦
たとえば、高さを意識してスキップしたり、
右手と右足、左手と左足を同時に出して走ったり
腕を速く動かしつつ足はゆっくり走ったり。
右手と右足、左手と左足を同時に出して走ったり
腕を速く動かしつつ足はゆっくり走ったり。
いつもはやらない動きばかりで頭が混乱
高平さんいわく、「スポーツに正解はない」とのこと。
「だって、みんなが同じ練習をしたら
同じだけ上手くなるわけじゃないよね」と。
なるほど、確かに。
「この日いろいろやった動きも、
実は速く走るためにはどれも必要のないこと。むしろやっちゃいけないことばかりです」
確かに、速く走りたいのにスキップしたり右手と右足を同時に出したりはしませんね
「必要なのは、自分がどう考えてどう筋肉を使えば体がどんな風に動くかを知っておくこと。
体の動きはすべて、その前に頭で考えたことが動きになって表れているから、
手や足を自分の思ったように動かせるようになるには
自分の体のことをよーく知っておかなきゃいけない。
ただ人から教えてもらったことをやるだけじゃなくて
自分で考えること、そして自分の体を自分でコントロールできることが大切」
体の動きはすべて、その前に頭で考えたことが動きになって表れているから、
手や足を自分の思ったように動かせるようになるには
自分の体のことをよーく知っておかなきゃいけない。
ただ人から教えてもらったことをやるだけじゃなくて
自分で考えること、そして自分の体を自分でコントロールできることが大切」
オリンピックでメダルをとった人の言葉。
子どもたちの目を見ながら、熱く、熱く、語ってくれました
子どもにはちょっと難しい内容もあったかもしれませんが
その熱い思いやうまくなってほしいというメッセージは伝わったのではないでしょうか。
今回、高平さんを招いてこの教室を企画したのは
小豆島町地域おこし協力隊
スポーツ振興推進員の加藤彩菜さん。
小豆島町地域おこし協力隊
スポーツ振興推進員の加藤彩菜さん。
「今回の企画は、小豆島町が行っている
“子どもの夢応援プロジェクト”の一環として企画しました。
島と都会の体験格差ということはよく言われますが
それを少しでも解消し、
将来の夢を持つきっかけになるような機会を作ろうというものです」
オリンピックのメダリストからの直接指導と熱いメッセージを受けて
子どもたちの中で何か意識が変わったり
新しい発見があったり
具体的な夢が見つかるきっかけになっていればいいですね
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