2022年08月16日

瀬戸内国際芸術祭2022/夏会期・小豆島おすすめモデルコース

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夏会期から新作が多く登場している小豆島
できるだけ効率よく多くの作品を見て回りたいですよね

きょうの「瀬戸内しまラジ!」放送では、先週に引き続き
瀬戸内国際芸術祭 実行委員会事務局の佐藤敦さんがご出演

小豆島のおすすめモデルコースをご紹介いただいています。

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「小豆島は意外と広い島。
レンタカーで回ると動きやすいですよ。
池田港についたらまずレンタカーで中山地区へ。
中山千枚田という棚田が広がっているエリアです。
今は稲が青々としていてとてもきれいですよ」

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「中山地区にあるのは、ワン・ウェンチー(王文志)さんの作品『ゼロ』。
4000本の竹を使った高さ15mの作品です。
ぜひ、車を停めて作品の中まで入っていただいて、
この作品や自然と一体になるという体験を楽しんでください」

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中山を出たら、次は草壁港へ
シャン・ヤン(向阳)
辿り着く向こう岸

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「船をモチーフにした作品で、乗船して船内に展示されたオブジェを見てもらえます。
中国で廃棄された家具や建具を集めて修復・再構築したオブジェが展示されています」

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「暑い時期ですので、草壁港のすぐそばにある
ミノリジェラート
地元の素材を使ったおいしいジェラートがそろっていますので
こちらで涼んでいただくのもいいと思います」

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そこから約10分で、坂手港へ
港のそばの駐車場に車を停めて、歩いて3分ほどの場所にある
新建築社+SUNAKI
小豆島ハウスプロジェクト

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「建築系出版社の新建築社と、SUNAKIというユニットで制作している建築の作品です。
こちらは日によって様々なイベントをしていて、フードトラックが出店していたり、室内でインスタレーションが展示されたりしています」

空き家を改修した作品で、
この家で使われていた家具や建具の意匠を生かしてリノベーションされているのがユニークです

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坂手港を出たら、ちょっと長めのドライブ
約30分かけて、島の北東部にある福田地区へ向かいます。

島の東側の海沿いを走る途中、大鳴門橋や淡路島が見える展望台もあるので立ち寄ってみてください

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「福田に着いたら、まずは福武ハウスへ。
葺田の森テラスというカフェで、心地いい風を感じながら
島の素材を使った季節のドリンクを楽しんでください。
福田の集落内には
アジア・アート・プラットフォーム』という作品があります。
空き家を4軒ほど使ってさまざまな作品を展示しているものです。
アートだけでなく集落の景色も楽しんでいただければと思います」

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福田から寒霞渓に上がっていく道沿いにあるのが
イ・スーキュン(李秀京)
そこにいた

「大きな石に金箔を張り付けた作品で、道を走っていると急に大きな金の塊が現れるような作品になっています」


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寒霞渓の山頂にも、春会期の途中から展示されている作品があります。
青木野枝
空の玉/寒霞渓

「鉄を輪っかにして作った展望台となっています。
山のなかを散策していると景色がパッと広がった場所に作品があります。
ぜひ作品の中に入って、そこから見える景色を楽しんでください」


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寒霞渓から土庄町の方へ車で降りていくと、
三宅之功
はじまりの刻
があります。

「高さ4m、幅2.5mの陶でできた作品で、卵型をしています。
夕陽を浴びて生きる命の象徴をイメージした作品です。
この場所が日本の夕陽100選に選ばれた場所で、
そこに作品が置かれることによって景色の美しさが倍増するような感じがします」

青い空をバックにした作品もステキですが、日本の夕陽100選に選ばれた絶景とともに
鑑賞するなら、1日のアート巡りの最後に訪れるのがおすすめです。

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伊東敏光 広島市立大学芸術学部有志
ダイダラウルトラボウ

夏会期から公開となった新作を中心に紹介していただきましたが、
小豆島の作品はもちろんこれだけではありません。
春会期から公開している作品が多く集中している三都半島(みとはんとう)も外せませんよ〜

小豆島は広いので、三都半島まで回ろうと思ったらとても1日では足りません。
1泊してゆっくり楽しんでください

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尾身大輔
ヒトクサヤドカリ

三都半島には広島市立大学の先生や卒業生が作った作品が多く展示されています。
大きくて見ごたえのある作品が多く、また
歩いて回れる範囲内に前回以前の作品も含めたくさん集中しているので
ぜひ立ち寄ってみてください。


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posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁ | TrackBack(0) | ○瀬戸内国際芸術祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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