コロナの影響で、2020年、2021年と中止になっていた
中山千枚田の虫送り
今年、3年振りに開催することになりました✨
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
中山自治会会長 井口平治さんにご出演いただき
中山の虫送りについて話をお聞きしています。
中山千枚田の虫送り
今年、3年振りに開催することになりました✨
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
中山自治会会長 井口平治さんにご出演いただき
中山の虫送りについて話をお聞きしています。
2019年の虫送りの様子
今年の虫送りは7月2日(土)
火手(ほて)を持つ人は、
火手(ほて)を持つ人は、
殿川ダム下公園で、17時から18時の間受付
コースは例年通り、
湯船山からと荒神さんから出発します
コースは例年通り、
湯船山からと荒神さんから出発します
湯船山の方は急な坂もあったりするので
小学校低学年より下の小さいお子さん連れの人は荒神さんから歩くとのこと。
小学校低学年より下の小さいお子さん連れの人は荒神さんから歩くとのこと。
小さい子のために、殿川ダムから荒神さんまでのバスは用意されていますが
湯船山の方からスタートする場合は自分で歩いて行ってください

中山自治会長の井口さんに、春日神社でインタビュー
「ここ春日神社で行われている農村歌舞伎も歴史があるものですが
虫送りはそれよりも古いんじゃないでしょうか。
昔は虫を駆除するものもなく、
松明の明かりでもって棚田の上から下へと少しずつ虫を連れて降りて
虫さんに田んぼから離れてもらう、というのが虫送りです」
昔は虫を駆除するものもなく、
松明の明かりでもって棚田の上から下へと少しずつ虫を連れて降りて
虫さんに田んぼから離れてもらう、というのが虫送りです」
「いつからかは明確にはわかりませんが、長い間途絶えていたこの虫送りを
映画『八日目の蝉』の監督がぜひにということで再現し、
そうすると映画の反響が想像以上に大きく、これは続けてやっていこうという話になったんです」
「湯船山で祭事を行って住職に虫の供養もしてもらって
火手をもって種火を荒神さんまで走って運ぶ。
ここもひとつの見どころですね。
この火手を持って、「とーもせ、灯せ」と言って歩いていきます。
参加者には火手を渡すときに一緒に声を出してねとお願いしています」
火手をもって種火を荒神さんまで走って運ぶ。
ここもひとつの見どころですね。
この火手を持って、「とーもせ、灯せ」と言って歩いていきます。
参加者には火手を渡すときに一緒に声を出してねとお願いしています」
3年ぶりということで、自治体でもどれだけの人が来るか図りかねるとのこと。
火手は450本用意されていますが、もし参加したいと思って来ても
火手がなくなった場合はご了承くださいね。
例年は池田のイマージュセンターから会場までバスが出ていましたが
今年はコロナ対策という意味も含めてバスはなし。
今年はコロナ対策という意味も含めてバスはなし。
中山までの移動手段は自分で確保しなくてはいけません。
火手を持って参加する人は殿川ダムに駐車できます。
見るだけの人は、中山公民館へ。
春日神社ではきれいに見えるスポットや
入ってはいけない道などを記したものを配るそうなので
それを参考にしてみてくださいね。
くれぐれも路上駐車をしたり、あぜ道に入ったり、田んぼにダイブしたりしないように。
会場となる棚田は、中山の人たちの暮らしの場です。
地域のお祭りをちょっと体験させてもらうという気持ちで行きたいですね。
火手を持って歩き始めるのは19時過ぎから。
すべて終わるのは19時40分、最後の方に出発した人は20時近くになりそうです。
その時間はバスなどもないので、帰りの足はしっかり確保しておいてください。
いまだコロナ禍とあって、不便な部分もあるかもしれませんが
参加した人みんなでこの伝統行事の復活を喜びたいものです。
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