2022年05月04日

グラフィックアート展「AO」/ギャラリー KUROgO

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二十四の瞳映画村にあるギャラリーKUROgOで
4月23日から新しい企画展が始まっています。
タイトルは「AO」

初日に会場にいらっしゃった作者のFUMEEさんに
作品のテーマや制作の裏側をお聞きしました


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「今回展示しているのはこの企画展に合わせて作った作品ばかりです。
自分のなかでテーマはあるんですが、それを伝えるというよりも
来ていただいた方それぞれが見て、何か感じてもらえたらと思います。
展示している作品はすべて関連性があり、物語があるので
1枚ずつ順に見ていってください」


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企画展のタイトル通り、青色を基調にしたファンタジーな世界観の作品が並んでいます。

銃や兵士が表現された作品や
女神のような女性が出てくる作品
そして最後には壊れた船

コロナや戦争といった不安感のつきまとう今の時代だからこそ
何か考えさせられるものがある気がします。

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FUMEEさんはデジタルグラフィックアーティスト。
初音ミクやGReeeeNといったアーティストの舞台映像制作や
テレビドラマの広告デザイン、ビジュアルディレクションに携わり
国内外で活躍しています。
そんなFUMEEさんの日本ではじめての個展。
ギャラリー内にはFUMEEさんセレクトの音楽が流れています。

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この日FUMEEさんと一緒にギャラリーに来ていたのは
モデルや俳優として活動している大坂のどかさん
FUMEEさんとは親戚同士だそうで、
今回の作品でモデルも務めています。

「ベースになっている彼女の写真は
うちの実家のリビングで撮ったんです」

デジタルグラフィックとは
写真や3D映像などを組み合わせ合成して作る作品。
これまで撮り溜めた写真や新たに撮ったもの、
その他さまざまな素材を用い、加工ソフトで合成して
一つの作品を作り出していきます。

「写真を撮るときはどんな作品になるのかまったく知らないので
上を向いてとかちょっと揺れてみてとか
言われるままに動く感じでした。
実際に出来上がった作品を見て、あの写真がこんな風になるのかと驚きました」
と大坂さん。

なかなか知ることのできない制作の裏側です


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gallery KUROgO 第11回企画展
AO
4月23日〜9月25日

会期が長いので、島外の方も小豆島に来られる際には
ぜひ足を運んでみてください。

大坂のどかさんYouTube


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提供:二十四の瞳映画村

映画村の菜の花はすでに花が終わってしまいましたが
こいのぼりは5月15日まで泳いでいるそうです

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ウクライナ支援募金も実施中


二十四の瞳映画村
小豆島町田浦甲931
0879-82-2455
営:9時〜17時
Twitter
HP


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posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀ | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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