中山千枚田がある辺りよりさらに上、
奥中山と呼ばれる場所で原木しいたけを栽培している
箭木農園(やぎのうえん)さんに行ってきました
奥中山と呼ばれる場所で原木しいたけを栽培している
箭木農園(やぎのうえん)さんに行ってきました

というのも、最近、
取材先で箭木さんのしいたけが立て続けに話に出てきたから。
1つは福武ハウスで4月から出るお弁当に使われるという話、
もう1つは井上誠耕園の新商品「だしオリーブオイル」に使われているという話。
取材先で箭木さんのしいたけが立て続けに話に出てきたから。
1つは福武ハウスで4月から出るお弁当に使われるという話、
もう1つは井上誠耕園の新商品「だしオリーブオイル」に使われているという話。
そこで、「これは1回ちゃんと話を聞いておかなきゃ」と
箭木農園5代目の箭木槙也さんに、ほだ場を見せてもらってきました。
箭木農園5代目の箭木槙也さんに、ほだ場を見せてもらってきました。
「現在、スーパーなどで売っているのは
ほとんどが菌床栽培のしいたけ。
その方が安定した数を出荷できますからね。
原木しいたけは、収穫できる時期とできない時期があるし、
きのこの大きさもまちまちだから
大きさのそろったものを決まった数用意するのが難しいんです」
ほとんどが菌床栽培のしいたけ。
その方が安定した数を出荷できますからね。
原木しいたけは、収穫できる時期とできない時期があるし、
きのこの大きさもまちまちだから
大きさのそろったものを決まった数用意するのが難しいんです」
しいたけにも品種があって、
箭木さんのところでは3品種を栽培しています。
収穫できる時期や、固さ、あと厳密には香りとかも品種によって違うそうです。
箭木さんのところでは3品種を栽培しています。
収穫できる時期や、固さ、あと厳密には香りとかも品種によって違うそうです。
絶対わからん〜〜💦
原木しいたけの栽培は、まず木を切るところから。
クヌギの木を切り倒し、乾燥させて1mくらいの長さに切って
そこに種駒(たねごま)という
しいたけの菌を培養した木片を打ち込んでいきます。
それによって木全体にしいたけ菌が行きわたって
しいたけが生えてくるそうです。
クヌギの木を切り倒し、乾燥させて1mくらいの長さに切って
そこに種駒(たねごま)という
しいたけの菌を培養した木片を打ち込んでいきます。
それによって木全体にしいたけ菌が行きわたって
しいたけが生えてくるそうです。
以前はしいたけ狩りもしていましたが
今はやっていないそう。
今はやっていないそう。
「採ってみますか」と言われて
人生初のしいたけ狩りをした結果がコレです。
無残・・・

どうやらセンスがないようです。
箭木さんのしいたけが買えるのは
池田の産直や島内のスーパーの産直コーナー。
乾燥しいたけは
学校給食や佃煮やさんでも使われているそうです
池田の産直や島内のスーパーの産直コーナー。
乾燥しいたけは
学校給食や佃煮やさんでも使われているそうです

しいたけ以外に、キクラゲやヒラタケなど別のキノコも作っています。
こちらは菌床栽培で。
こちらは菌床栽培で。
菌床とは、おがくずのかたまりにキノコの菌を培養したものですが
箭木さんはこの菌床を手づくりしようとチャレンジしています。
木を粉砕しておがくずを作るところから



スゴ〜

代々受け継いだ原木しいたけ栽培を守りながら
新しいことにもチャレンジする5代目
新しいことにもチャレンジする5代目

手づくりの菌床がうまくいくかどうか、結果がわかるのはもう少し先になりそうです。