きょうの「瀬戸内しまラジ!」放送では
香川県農業試験場 小豆オリーブ研究所 所長の
窪田健康さんにお話をうかがっています
香川県農業試験場 小豆オリーブ研究所 所長の
窪田健康さんにお話をうかがっています

「小豆オリーブ研究所は、日本で唯一
オリーブに特化した試験研究機関です。
オリーブの栽培技術の確立、優良品種の選定や品種の育成・保存のほか
オリーブオイルの官能検査、つまりテイスティングによる品質評価もしています」
オリーブに特化した試験研究機関です。
オリーブの栽培技術の確立、優良品種の選定や品種の育成・保存のほか
オリーブオイルの官能検査、つまりテイスティングによる品質評価もしています」
「ほとんどの植物油は種から油をとりますが
オリーブは果実をまるごとつぶして採油します。
ミカンやリンゴのジュースと同じことなんですね。
そして、多くの植物油は化学的な処置をしていますが
オリーブオイルの場合は物理的・機械的な方法だけで採油しています。
だからこそ、病気にかかった木から収穫した果実が多く含まれていたり
収穫から採油まで時間がたってしまったりすると
果実が傷んで、それがオイルのにおいに影響したりもします。
そうした、本来あってはならない香りがついていないかどうかを
官能検査でチェックしています」
オリーブは果実をまるごとつぶして採油します。
ミカンやリンゴのジュースと同じことなんですね。
そして、多くの植物油は化学的な処置をしていますが
オリーブオイルの場合は物理的・機械的な方法だけで採油しています。
だからこそ、病気にかかった木から収穫した果実が多く含まれていたり
収穫から採油まで時間がたってしまったりすると
果実が傷んで、それがオイルのにおいに影響したりもします。
そうした、本来あってはならない香りがついていないかどうかを
官能検査でチェックしています」
香川県では、「香川オリーブオイル品質評価適合表示制度」という
県独自の評価基準を設けています。
その基準には「スタンダード」と「プレミアム」の2段階あり、
スタンダードが国際基準でいうところのエキストラバージンオリーブオイル。
プレミアムはさらにそれより厳しい基準をクリアしたオイルにのみ与えられる表示です。
県独自の評価基準を設けています。
その基準には「スタンダード」と「プレミアム」の2段階あり、
スタンダードが国際基準でいうところのエキストラバージンオリーブオイル。
プレミアムはさらにそれより厳しい基準をクリアしたオイルにのみ与えられる表示です。
「当所の官能検査の技術は世界的にも認められたものです。
国際レベルの技能評価試験を受けて合格・認定されているほか、
インターナショナル オリーブオイル カウンシル(IOC)という機関が行っている
官能評価パネルの技能試験に毎年合格しています。
国際レベルの技能評価試験を受けて合格・認定されているほか、
インターナショナル オリーブオイル カウンシル(IOC)という機関が行っている
官能評価パネルの技能試験に毎年合格しています。
こうしたトップレベルの検査基準でチェックを受け、
その結果が生産者にフィードバックされているからこそ
香川県産のオリーブオイルは国際的な品評会でも上位に入賞するほど
高い品質のものを作ることができているんですね
その結果が生産者にフィードバックされているからこそ
香川県産のオリーブオイルは国際的な品評会でも上位に入賞するほど
高い品質のものを作ることができているんですね

「オリーブオイルは果実そのものから油をとっているので
収穫時期や品種によって味や風味が変わります。
そうした違いもぜひ楽しんでもらいたいですね」
収穫時期や品種によって味や風味が変わります。
そうした違いもぜひ楽しんでもらいたいですね」
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