2022年01月20日

醤油の食べ比べ

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今日から、ヤマロク醤油にて
木桶による発酵サミット2022
が開催!

13時からオープニングトーク、
15時からタガフープ蔵元対決などが予定されています

先週、超多忙な山本社長と奇跡的にタイミングが合って
少し話を聞きにお邪魔してきましたら…

昨年9月にインタビューした際にお聞きした、
「醤油の食べ比べができる三口の皿」が完成していました〜

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三口醤油皿(みつくちしょうゆざら)

ヤマロク醤油でも購入できますよ

この「醤油食べ比べ」についての社長の思いを
9月に聞いていたのでご紹介します。

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「醤油って、ワインのように食材との相性があるんです。
魚なら、マグロやサーモンに合う醤油、瀬戸内のタイに合う醤油、といったように。
醤油の食べ比べをすることで、
醤油それぞれの味の違いや食材との相性を知ってほしい。
そのうえで、木桶仕込みの醤油を2〜3種類使い分けてほしいんです」

木桶のお醤油を2つも3つも買ったら
家計の負担になるワ…
そう思った人もいるのではないでしょうか


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「実はお醤油って、4割が捨てられているんです。
刺身を食べたあとの醤油、うどんや素麺のつゆ、ダシ、煮物の余った煮汁も…。
そうやって4割捨てられる調味料なので、大量生産する必要が出てくるんです。
でも、木桶仕込みで時間をかけて作った醤油を4割捨てられたら悲しい。
(とくにヤマロクさんの鶴醤は完成まで4年をかけています涙)
だから、例えばお刺身を食べるときでも
小さいお皿に少しずつ出して使うなどしてもらいたい。
そうして、最初から醤油をできるだけ捨てないようにすれば
そんなに量を使わないので家計への負担にもならないんじゃないかな。
それで、おいしい醤油を食材に合わせて使い分ければ
普段の料理がおいしくなる。
木桶仕込みの醤油を家庭で何種類かそろえて、それを使い分ける、
そういう文化を香川から広げていきたいです」

小豆島に暮らす人にとっては
当たり前に身近な木桶の醤油。
実は、世界の美食家たちが注目する
素晴らしい文化なんだということを
忘れないようにしたいものですね。


posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀| ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする