2021年12月14日

小豆島産緑果オリーブオイル2021

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今年も井上誠耕園では
小豆島産の緑果オリーブオイルが販売中!

今週と来週の
「瀬戸内しまラジ!」放送では
井上誠耕園 園主の井上智博さんにお話を伺っています。

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「この2年間、コロナで人間は大変な思いをしましたが
自然は何も変わらず順調に季節が移ろって
今年もいいオリーブができ
いいオリーブオイルが製造できています」

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「今年は8月のお盆明けから長雨が続きましたよね。
私は1989年にUターンして島へ戻り
30年以上オリーブ栽培をしていますが、こんなことははじめての経験でした。
ちょうどオリーブも柑橘も、味が深まっていく時期だったので心配したんですが
その後秋晴れが続いたのでその心配も杞憂に終わりました。
今年もいいオイルがとれていますよ」

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おいしいオリーブオイルのためには、
熟度を見極めた収穫のタイミングが大切だと言います。

「2000年に小さな搾油機を購入し、それからいろいろ試行錯誤を始めました。
品種によっても微妙に味が違うし、熟度が変わるとものすごく違いが出る。
そういうことに自分で気付き始めてから、
緑果のフレッシュでキリッと辛いオイルと
まろやかでやさしい完熟のオイル
個性の違う2つのオイルを作るようになりました」

井上誠耕園では、スペインとオーストラリアの契約農園でもオリーブを栽培しています。
スペインの契約農園に「緑果」のオイルを作りたいと相談したとき
最初は「クレイジーだ」と言われたそうです。
それでもなんとか説得し、緑果オイルの生産がスタート。

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「グリーンのオリーブオイルを作る
また、保存するというのはとても大変なんです。
あのきれいな緑色は、空気に触れたり蛍光灯の明かりにさらされると色が落ちていく。
だから黒い遮光瓶で販売しているんです。
オリーブオイルはまさに生もの、生搾りジュースのようなものなんですよ」


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今まさに搾りたての小豆島産緑果オリーブオイル。
今年のオイルの味を、ご賞味ください


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posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀| ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする