2021年12月11日

石切りの技術ワークショップ

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12月4日・5日、
旧福田小学校で石のイベントが開かれました。

せとうち備讃諸島日本遺産推進事業
第2回
石切りの道具作りと
石切りの技術ワークショップ
〜悠久の時を超え、石工が挑戦する矢穴技法〜

この催しは石切りの技術を広く一般に公開するとともに
令和元年5月に認定された「せとうち備讃諸島の日本遺産のストーリー」についての理解を深める目的で開催されました。

※写真はすべて小豆島町商工観光課よりご提供いただきました

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4日は全国の石工や研究者が集まり、
豆腐石丁場の見学や矢穴掘り技術の体験を実施。
5日は一般にも公開され、講演会・討論会と技術見学がおこなわれました。


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講演会・討論会の様子

ミニ講演会・討論会
「自然知と身体技能」
講師:東北芸術工科大学教授 北野博司

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矢穴掘りや鍛冶の様子が一般公開されました

石割A.JPG

「ノミ」で矢穴を掘り、「矢」を使って石を割る「矢穴掘り」の技術。
急速な機械化により全国的にも失われつつあるそうです。

刻印彫り体験A(掲載OK).JPG

刻印掘り体験も行われました。

約400年前、大坂城築城石材を採石した歴史を持つ石の島・小豆島。
歴史ある石切りの技術を、後世にも受け継いでいきたいですね。


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posted by しまラジ! at 08:43| 香川 ☀| ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする