先週に引き続き、寒霞渓裏八景をリポート!
案内してくれるのは・・・
案内してくれるのは・・・
寒霞渓ロープウェイの三浦さん
先週お伝えしたのは、山頂駅のすぐ近くにある入口から
登山道をゆっくりと降りていき
20分ほどしたところで第1景の「鹿岩」と
第2景の「松茸岩」を見たところまで。
登山道をゆっくりと降りていき
20分ほどしたところで第1景の「鹿岩」と
第2景の「松茸岩」を見たところまで。
そこからまたしばらくゆっくりと坂道を下ります。
石畳の上にも、そこらじゅうの岩の表面にも
きれいな苔がびっしり…
きれいな苔がびっしり…
前日に雨が降ったおかげか、みんなしっとりと潤っていて
とてもきれいです
わかりますか?
いや、わからないですよね
ぜひ自分の目で見てほしい
まるで橋を渡したように見えますが
実はこれ、大きな一枚岩。
その真ん中に、ぽっかりと穴が開いています。
これも火山角礫岩。
実はこれ、大きな一枚岩。
その真ん中に、ぽっかりと穴が開いています。
これも火山角礫岩。
一体どれだけの年月をかけて、どんなふうに、
この景色が出来上がったんでしょうか。
「ここが裏八景のハイライトじゃないでしょうか。
まさにここ寒霞渓でしか見られない景観です。
大地のエネルギーや長い地球の歴史を感じさせる場所ですね」
と三浦さん。
まさにここ寒霞渓でしか見られない景観です。
大地のエネルギーや長い地球の歴史を感じさせる場所ですね」
と三浦さん。
うんうん! エネルギー感じます
見上げると青い空
10月下旬の取材時は緑のモミジ。
今はきっと紅葉真っ盛りじゃないでしょうか〜〜
岩をくぐって下から見たところ
まさに天然の橋です。
そして石門のすぐ脇には
小豆島霊場第十八番札所、大師洞(たいしどう)
小豆島霊場第十八番札所、大師洞(たいしどう)
ここが第4景です。
岩に埋め込まれたような
迫力あるお堂
迫力あるお堂
大師洞の上流の谷は「紅葉谷(もみじだに)」と呼ばれる紅葉の名所。
ここも見どころです。
ここも見どころです。
ここからは短時間で次々と奇岩が現れますよ
第5景、「幟岳(のぼりだけ)」
真四角
自然に浸食された岩がこんな真四角になるの〜〜?
人工的に作ったんじゃないの〜〜??
山の中に突如現れるビル!
って感じです。
って感じです。
第6景、「大亀岩(たいきがん)」
大きな亀が上を向いているようです。
大きな亀が上を向いているようです。
いますね、写真中央に、亀が。
第7景、「二見岩(ふたみいわ)」
ちょっと木が生い茂っててわからないんですが、
奥の高いところにいるのは亀です。
その手前に仲良く対をなすように立っているのが二見岩。
伊勢の二見ヶ浦にある夫婦岩のように
ふたつの岩が対になっていることから
この名前が付けられました。
ふたつの岩が対になっていることから
この名前が付けられました。
そして最後、第8景「法螺貝岩(ほらがいいわ)」
ほら貝のように、ぐるぐる渦を巻いているようです。
ほら貝のように、ぐるぐる渦を巻いているようです。
この法螺貝岩の下には洞窟があり
縄文時代の遺跡が残っているとか
そっちも行ってみたい〜〜
縄文時代の遺跡が残っているとか
そっちも行ってみたい〜〜
三浦さん、また案内してください!
法螺貝岩の見えるところから少し下り、沢を渡ったら裏八景のルートは終了。
大師洞から下は車も通れるくらい広くて整備された道ですが
なにせ坂が急
大師洞から下は車も通れるくらい広くて整備された道ですが
なにせ坂が急
下りも足にくるけど、登ると絶対息切れしそう…
裏八景は下って楽しもう、と心に決めました。
裏八景は下って楽しもう、と心に決めました。
「11月は寒霞渓の紅葉の最盛期です。
たくさんの木々が赤や黄色に色づき、その背景にはゴツゴツとした岩の質感。
このコントラストが、寒霞渓独自の景色を生み出しています。
ロープウェイからの景色も、登山道の景色も
両方素晴らしいので、ぜひ両方を見て楽しんでほしいです」
たとえば、こううん駅から表十二景を歩いて登り、帰りはロープウェイで降りる
または逆に、ロープウェイで登って帰りは裏八景を歩く
そんな楽しみ方もおすすめです。
または逆に、ロープウェイで登って帰りは裏八景を歩く
そんな楽しみ方もおすすめです。
「ロープウェイは8時から17時まで運行しています。
土日は混雑しますが、朝の早い時間帯は比較的ゆったりしています。
時間の許す方は、平日に来ていただけると
ロープウェイからの景色もしっかり楽しめると思います。
この秋はぜひ寒霞渓で、今しか見られない絶景を楽しんでください」
時間の許す方は、平日に来ていただけると
ロープウェイからの景色もしっかり楽しめると思います。
この秋はぜひ寒霞渓で、今しか見られない絶景を楽しんでください」