2021年11月16日

寒霞渓 裏八景を歩くvol.2

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先週に引き続き、寒霞渓裏八景をリポート!
案内してくれるのは・・・


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寒霞渓ロープウェイの三浦さん

先週お伝えしたのは、山頂駅のすぐ近くにある入口から
登山道をゆっくりと降りていき
20分ほどしたところで第1景の「鹿岩」
第2景の「松茸岩」を見たところまで。

そこからまたしばらくゆっくりと坂道を下ります。

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石畳の上にも、そこらじゅうの岩の表面にも
きれいな苔がびっしり…

前日に雨が降ったおかげか、みんなしっとりと潤っていて
とてもきれいです


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あの有名なお土産の大福みたい


山頂から下り始めて約1時間、
第3景の「石門(せきもん)」まで降りてきました

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わかりますか?
いや、わからないですよね
ぜひ自分の目で見てほしい

まるで橋を渡したように見えますが
実はこれ、大きな一枚岩。
その真ん中に、ぽっかりと穴が開いています。
これも火山角礫岩。

一体どれだけの年月をかけて、どんなふうに、
この景色が出来上がったんでしょうか。


「ここが裏八景のハイライトじゃないでしょうか。
まさにここ寒霞渓でしか見られない景観です。
大地のエネルギーや長い地球の歴史を感じさせる場所ですね」
と三浦さん。

うんうん! エネルギー感じます




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見上げると青い空

10月下旬の取材時は緑のモミジ。
今はきっと紅葉真っ盛りじゃないでしょうか〜〜

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岩をくぐって下から見たところ
まさに天然の橋です。

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そして石門のすぐ脇には
小豆島霊場第十八番札所、大師洞(たいしどう)
ここが第4景です。

岩に埋め込まれたような
迫力あるお堂

大師洞の上流の谷は「紅葉谷(もみじだに)」と呼ばれる紅葉の名所。
ここも見どころです。


ここからは短時間で次々と奇岩が現れますよ

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第5景、「幟岳(のぼりだけ)」

真四角
自然に浸食された岩がこんな真四角になるの〜〜?
人工的に作ったんじゃないの〜〜??

山の中に突如現れるビル!
って感じです。


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第6景、「大亀岩(たいきがん)」
大きな亀が上を向いているようです。

いますね、写真中央に、亀が。


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第7景、「二見岩(ふたみいわ)」

ちょっと木が生い茂っててわからないんですが、
奥の高いところにいるのは亀です。
その手前に仲良く対をなすように立っているのが二見岩。

伊勢の二見ヶ浦にある夫婦岩のように
ふたつの岩が対になっていることから
この名前が付けられました。


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そして最後、第8景「法螺貝岩(ほらがいいわ)」
ほら貝のように、ぐるぐる渦を巻いているようです。

この法螺貝岩の下には洞窟があり
縄文時代の遺跡が残っているとか
そっちも行ってみたい〜〜

三浦さん、また案内してください!

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法螺貝岩の見えるところから少し下り、沢を渡ったら裏八景のルートは終了。
大師洞から下は車も通れるくらい広くて整備された道ですが
なにせ坂が急

下りも足にくるけど、登ると絶対息切れしそう…
裏八景は下って楽しもう、と心に決めました。


「11月は寒霞渓の紅葉の最盛期です。
たくさんの木々が赤や黄色に色づき、その背景にはゴツゴツとした岩の質感。
このコントラストが、寒霞渓独自の景色を生み出しています。
ロープウェイからの景色も、登山道の景色も
両方素晴らしいので、ぜひ両方を見て楽しんでほしいです」


たとえば、こううん駅から表十二景を歩いて登り、帰りはロープウェイで降りる
または逆に、ロープウェイで登って帰りは裏八景を歩く
そんな楽しみ方もおすすめです。


「ロープウェイは8時から17時まで運行しています。
土日は混雑しますが、朝の早い時間帯は比較的ゆったりしています。
時間の許す方は、平日に来ていただけると
ロープウェイからの景色もしっかり楽しめると思います。
この秋はぜひ寒霞渓で、今しか見られない絶景を楽しんでください」


posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁| ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする