今年、小豆島町が日本版持続可能な観光地のモデル地区に選出されたことを受け、
町の観光担当者はGSTCによるアドバイザー派遣を受けて
持続可能な観光について学んでいます。
町の観光担当者はGSTCによるアドバイザー派遣を受けて
持続可能な観光について学んでいます。
GSTC=Global Sustainable Touriism Council
グローバルサステナブルツーリズム協議会
グローバルサステナブルツーリズム協議会
さらに11月2・3・4日の3日間は、
町の観光担当者および町内の観光事業者が集まり、
GSTCのトレーニングプログラムを受講しました。
町の観光担当者および町内の観光事業者が集まり、
GSTCのトレーニングプログラムを受講しました。
会場は国民宿舎小豆島のふるさと荘
GSTCの公認トレーナーを招いて、
講義やグループワーク、フィールドワークなどを通して
小豆島での持続可能な観光について学びます。
講義やグループワーク、フィールドワークなどを通して
小豆島での持続可能な観光について学びます。
それにしても絶景な会議室ですね
ワタシこんな場所で講義を受けててもきっと
外の景色に目がいっちゃって集中できる自信がありません
11月2日の講義の様子を少し見せてもらいました。
ちょうどグループワークをしているところで
和気あいあいとした雰囲気🎵
ちょうどグループワークをしているところで
和気あいあいとした雰囲気🎵
各グループのプレゼンから、小豆島愛がビシビシ伝わってきましたよ
小豆島町商工観光課の塩田琴未さん。
モデル地区認定や、世界のTOP100選へのエントリーのための
資料やレポート作成を中心になって担当してきました。
今回のトレーニングプログラムにももちろん参加しています
「これまで、行政側が主体となって進めてきたことを
今回のトレーニングプログラムで初めて町の観光事業者さんや行政のほかのメンバーと共有できました。
これからは地域が一丸となって持続可能な観光を推し進めていかなきゃいけない。
そのためには、役場だけで動いてもダメだし、事業者だけでもダメ。
一緒になって取り組んでいくことが大切で、今日がそのスタートの日になったんじゃないかと思います」
今回のトレーニングプログラムで初めて町の観光事業者さんや行政のほかのメンバーと共有できました。
これからは地域が一丸となって持続可能な観光を推し進めていかなきゃいけない。
そのためには、役場だけで動いてもダメだし、事業者だけでもダメ。
一緒になって取り組んでいくことが大切で、今日がそのスタートの日になったんじゃないかと思います」
塩田さんが今回のアドバイザー派遣を受けて気づいたことがひとつ。
「私たちがアドバイザーの先生にする質問は、ほとんどが『どうやったら島に人を呼べますか』ということに終始していました。
でも先生に『人を呼ぶことが最終目標ですか』って聞き返されて。
『本当のゴールは地域が、島に住む人たちが潤うこと。観光っていうのはそのための一つのツールなんだよ』と言われて、ハッとしました」
人を呼ぶこと、観光客を増やすことがゴールではない。
島の人たちが豊かに暮らしていくための手段として観光という要素が必要で、その観光に持続可能性をもたせるためにGSTCの定める指標やクリアすべき基準があるということに気づかされたそうです。
島の人たちが豊かに暮らしていくための手段として観光という要素が必要で、その観光に持続可能性をもたせるためにGSTCの定める指標やクリアすべき基準があるということに気づかされたそうです。
「国際基準はあくまで目標や指標であって、そこに無理やりあてはめていくものではないんですよね。
自分たちがこの地域のなかで、地域の実態に合わせてどう取り組んでいくか、それを考えるなかで“迷ったときの道しるべ”のようなものとしてとらえるべきだなって思いました」
今後、この持続可能な観光について、観光事業者や町民みんなが
他人事ではなく自分事として考え、取り組んでいくことが大切なんですね。
他人事ではなく自分事として考え、取り組んでいくことが大切なんですね。
TOP100選に選ばれて、塩田さんが超特急で作ったのぼりが
今、島内のいたるところに設置されています。
オリーブ公園などの観光地や、港にも🚢🚢
モデル地区認定も、TOP100選出も、ゴールではなくスタート。
小豆島の観光がこれからどう変化していくか楽しみですね。
小豆島の観光がこれからどう変化していくか楽しみですね。
≪関連記事≫