2021年09月17日

『集落の手帖』ができました!

210910_オリーブ公園 (6).JPG

小豆島への移住に興味を持つ人は多くても
実際に移住したり
移住しても定住につながらなかったりするケースもたくさんあります。

その理由の一つが、住む場所の問題🏠💦

小豆島では住まい探しがなかなか大変で、
家が見つかるとそこに即決してしまう人が多いそう。




Twi素材_001.JPG

ところが

ひと言で小豆島と言っても、その地域性はさまざま。

「なんとか家が見つかって移住したはいいけれど、
そこの土地柄がどうしても馴染まずに
定住までいかないことも多いんです。
だから、住む場所を選ぶときの参考にしてもらえたらという
思いから作ったのが『集落の手帖』。
この地域はこんな場所で、こういう人が住んでるんだよ
という情報を事前に知ってもらうことで、
地域と移住者とのミスマッチを少しでも防げたら」


210910_集落の手帖 (5)00.JPG

そう話してくれたのは、
小豆島町の地域おこし協力隊員、田中久美子さん
移住・定住促進チームの一員として
『集落の手帖』の編集・制作に携わりました



210910_集落の手帖 (20)00.JPG

「私も住んでみて知りましたが、小豆島って本当に地域色が強い。
それは景色一つとってもそうだし、地域の産業とか
お祭りとか風習に至ってもさまざまですよね。
それを知らずに移住してしまうと、『思っていたのと違う』と感じてしまうことも。
地域と深く関わって生活したい人、
プライベートを重視したい人など
自分のライフスタイルを大切にするためにも
自分に合った場所に住まいを見つけてもらいたいです」


田中さんたちは、住まい不足解消のために
眠っている空き家の発掘や片付けなども
今後継続していくそうです


210910_集落の手帖 (18)00.JPG

じつはこの『集落の手帖』、
昨年秋からの『島ぐらしの手引き』『島びとの日々』に続くもので
“移住3部作”の集大成という位置づけになっています

「この取材を通して、自分たちも知らない地域の多様性に
改めて気づくことができました。
いろんな歴史のうえに、今の地域ごとの個性が成り立っているんだってことを
自分たちの肌感で感じることができて、すごくいい経験になりました」


結局、島の人はみんな
自分たちの地域が大好きなんですよね〜


210910_集落の手帖 (15)00.JPG
移住3部作を並べると、表紙がひと続きの絵になっています。

『集落の手帖』は、
小豆島町・土庄町の各役場とオリーブナビ小豆島のほか、
宿泊施設や飲食店にも設置している店があります。
また『島ぐらしの手引き』は電子書籍でも見ることができ、
『集落の手帖』も今後電子書籍化するそうなので
遠方にお住まいで小豆島への移住に興味がある人は
ぜひ一度読んでみてください。


≪関連記事≫
posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁| ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする