2021年08月30日

ジョルジュギャラリー

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いよいよ明後日、9月1日(水)に醤の郷現代美術館がプレオープンします

この美術館は、
瀬戸内国際芸術祭2019の公式作品
「GEORGES gallery + KOHIRA cafe」で知られる
小豆島アートプロジェクトの第2弾。

そこで、プレオープン前にまず第1弾のジョルジュギャラリーをおさらいします。

明日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
醤の郷現代美術館館長で
小豆島アートプロジェクト代表の石井純さんに
美術館の見どころについてお話を聞いていますので
そちらもチェックしてみてくださいね。


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季節の草花が植えられた庭を抜けて、建物入口へ。

ジョルジュギャラリーの建物は、石井さんの祖父母が暮らしていた家。
ずっと空き家のままになっていましたが、それをリノベーションし、
フランス人アーティストジョルジュ・ルース氏を招聘。
ボランティアとともに3つの作品を制作しました。

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SHODOSHIMA2018(C)Georges Rousse
カメラの位置から円に見えるように、室内に金箔を貼っています。

今も瀬戸芸当時のまま保存されているこの部屋では、
ジョルジュ・ルース氏と同じ場所で
同じように写真を撮ることができます。



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屋根裏部屋の壁や天井には白いチョークで網目のような模様が描かれています。
ちょっとカメラの位置がずれているので形がいびつですが、
ジョルジュ・ルース氏の作品では
大きな白い四角形が空間に浮いているように見えます。


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実際に使われたチョークも無造作に置かれていました


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1階奥の部屋では、ジョルジュ・ルース氏が手掛けた3つの作品と
その制作過程を記録したドキュメンタリー映像を見ることができます。

石井さんとジョルジュ・ルース氏との出会いは
阪神淡路大震災の直後。
1995年の“阪神アートプロジェクト”で
ルース氏は神戸を訪れ、
被災して取り壊しが決まった建物をアートとして写真に残しました。
その様子もギャラリー内で紹介されています。


明日は、醤の郷現代美術館の中身を
ひと足早く紹介します

posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀| ○アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする