2021年08月12日

小豆島夏詣は8月31日まで


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今年から新しく始まった、小豆島夏詣。
島内7か所の神社で8月31日まで実施しています。

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小豆島夏詣を中心になって進めたのは、
小豆島町地域おこし協力隊の大和美祈さん。
写真右は小豆島町青年団団長の石井寿弥さんで、
青年団のメンバーも一緒になって小豆島夏詣を盛り上げています。

石井さんに夏詣の取り組みについて聞きました。
「元々青年団としても、地域のために何ができるか模索していました。
また、社会教育としての文化・伝統の継承も団の課題の一つでした。
そのなかで他県の青年団が地域おこし協力隊の人と一緒にまちづくりをしていると聞き、
自分たちも大和さんと一緒に夏詣に取り組むことにしたんです」

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内海八幡神社 大祓神事の様子

夏詣は、一年の折り返しとなるこの時期に神社にお参りし、
これまでの半年の無事を感謝するとともに残る半年の平穏を祈念するもの。
2014年に浅草神社で始まった取り組みで、その後全国に広まっていきました。

そんな夏詣には、「夏詣盆をどり」という踊りと歌があります。
4番まであるその歌は、1〜3番は全国共通、
4番はそれぞれの地域で独自に歌詞をつけられるようになっており、
小豆島は全国に先駆けてはじめて小豆島バージョンの歌を作りました。


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YouTubeにその動画がアップされています。

「帰れるふるさと残したい」
「やっぱええとこ小豆島 いつでも待っちょるよ」

島の景勝地や特産品の紹介とともに
歌詞に込められているのは、島を出た人たちへのメッセージ。

石井さんは言います。
「進学や就職で島を出た人が、この動画を見て島のことを思い出してくれたり
島外や県外の人でも、島の魅力を感じてもらえたりするとうれしいです。
小豆島にUターンしたい、移住したいと思ってくれる人たちのために、
地元にいる僕たちは帰れる場所を作っておかなきゃいけない。
神社を残していくこと、地域の風習を守っていくこともその場所づくりの一つだと思うんです」


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夏詣では限定の御朱印もいただけます。

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「夏詣」のロゴマークの印は7社それぞれで違う色になっています。
右下に押してある印は、小豆島夏詣キャラクターのなっちゃん
御朱印をいただきに7つの神社を巡る際は、
その近くの観光地やお店にも足を延ばしてみてください。


小豆島夏詣参加神社
内海八幡神社
池田 亀山八幡宮
福田 葺田八幡神社
富丘八幡神社
伊喜末八幡神社
土庄八幡神社
離宮八幡神社


posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁| ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする