THE MAYOR「そうめん」

FM香川がシリーズでお届けするコーナー「THE MAYOR」。
今週は小豆島町の松本町長が出演しています。
3日目の今日は、「TOPの恋する味」として、そうめんを紹介しています。

「香川県はうどん県といわれていますが、小豆島といえばやはりそうめんですね。
小豆島のそうめん作りは400年前から始まったと言われています。
ちょうど製造の時期が農閑期にあたりますので、春から秋までは農業をして、
冬にかけてそうめん作りをする、そうやって栄えてきたと言われています」

「小豆島は雨が少なく気候が温暖で、そうめんづくりに最適な環境だったと言われており、
今では島の大きな産業の一つになっています。
また通常はごま油を使って作りますが、最近はその代わりにオリーブオイルを使ったものも作られています。
さらに、オリーブの実をペースト状にして麺に練りこんだ緑色のそうめんも人気です。

色も鮮やかできれいですよね」

そうめん作りにおいては、その製法も特徴的です。

「手延べそうめんでは、麺を細くしていく過程で箸分けという作業が行われますが、

小豆島にはそういった体験ができる施設もあります。
やわらかいのにコシもあり、のど越しもいいのが小豆島のそうめんの魅力。
小豆島の醤油を使った麺つゆで、ショウガとネギを入れてシンプルに味わうのが私はいちばん好きです。
小豆島のそうめんを味うときは、小豆島の醤油を使った麺つゆもぜひ一緒に味わってほしいですね」