2021年05月26日
オリーブの花の酵母〜ヤマヒサ醤油A
オリーブの花から酵母を探したい。
目的の酵母はお醤油を作るための塩分に強い酵母。
そして、お醤油の菌が飛び交う小豆島ならきっと見つかると
お醤油に使える菌は4年かかって商品化されマシタ。
さらに8年、合計12年かかり、どんな食品にも使える酵母を
見つけることができマシタ。
元々は日本酒造りに関わっていたという、ヤマヒサ醤油の
松井幸一さん。
「幅広い商品に使える酵母を探したかった」と
1週間ほどしか咲いていないオリーブの花から毎日、酵母を採取する日々。
「実は日本酒を作っていたころには、桜の花から酵母を探して
いました。オリーブの花でもできるはず。咲いて直ぐに散ってしまう
オリーブの花がもったいないと思っていました」と話しマス。
その思いに応えて地元のあずきベーカリーさんでは
オリーブの花酵母のパンに挑戦。
最初は、パンが発酵するのに4日もかかったそうデスが
今では2日でできるようになり、酵母の風味がはっきり
分かるパンは、大人気。
フクロウもなかなか手に入れられない、即売り切れの商品になってイマス。
今回、ヤマヒサさんのおかげでお味見ができマシタ。
また、お味噌にもぜひと、お願いして
森製麹所で、小豆島産のお米ともに作られた
『オリーブの花酵母で仕込んだお味噌』。
更に!まめまめびーるさんでも
全部、小豆島の材料でビールを作りたいという同じ気持ちで
もうすぐ、オリーブの花酵母のビールが、お披露目される予定デス。
オリーブの花は小さいデスが、大きく花開いたオリーブの花酵母。
「もう、子供が生まれてような、そんな感無量という感じでした。
思っていたことが、実際形になる・・・という事が本当にうれしくて」と
松井さんはお話ししてくれマシタ。