2021年05月24日
醤の郷現代美術館 いよいよ!
小豆島町馬木、醤の郷現代美術館 のプレオープンの日程が
決定シマシタ。
醤の郷現代美術館( 小豆郡小豆島町馬木甲36-2)
プレオープン;2021年9月1日から12月20日
・入館料;1500円(15歳以下無料)
・MOCA HISHIO ANNEX ;500円
この期間は現代美術館のチケットでANNEXは入館無料。
美術館オーナー、小豆島アートプロジェクトの石井 純さんに
お会いしてキマシタ。
展示は、プロのキュレーターとも相談しつつも
プライベート美術館ならではの石井さんの思いが詰まったもの。
入り口で迎えてくれるのは寒霞渓を描いた中川浩の大きな作品!!
そして、小豆島に迎えられた気持ちで一歩踏み入れると
植松奎二、中川佳宣、Junichi Onoなど、
この美術館のために制作した約10作品が並びマス。
石井さんが、これまで出会ったアーティストさん達が
プロジェクトに共感して実現シマシタ。
そして、石井さんが買い求めた国内外の作品、約80点。
森村泰昌、ジュリアン・オピー、大岩オスカール、片山みやび
黒澤明・・・絵画だけでなくそれらが制作された過程が見られる
コーナーもあり、ここまででも十分すぎるほどの満足感デス。
更に、石井さんが一番力を入れているのは
小豆島にゆかりのある作品の展示。
旧森口屋旅館に、猪熊弦一郎が滞在し、その後多くの画家らが
制作に訪れマシタ。
当時の作品やスケッチは、現在小豆島町が所蔵してイマス。
これらを、どうしても小豆島の子ども達に見せたいと
買い集めた作品とともに展示シマス。
「子ども達に自分の暮らす小豆島がいかに素晴らしいか
多くのアーティストが証明してくれているのを見せたい」
と、今後はワークショップも計画中だそうデス。
110点にも及ぶ展示作品は1年間に3回入れ替え予定。
ここまで、石井さんが小豆島で頑張ってくれる理由は・・・
「夏休みには小豆島に来て海で遊んだり、虫取りをしたり。
おじいさん、おばあさんの家に来ていました。
その頃の夢は、すぐ裏の宮山にホテルを建てて友達をたくさん呼ぶこと
って、小学校の作文にも書いたことがあります」。
「パナソニックでマーケティングや経営をするなかで、5年間だけ
全く違う、文化やアートに関わる部署に配属され
その後は、電化製品も誰かのためになっているという気持ちで
働くことができました。その5年間で培ったものが今も続いているんです」
夏休みの少年の心と、この場所の思い出。
そして、今までのご経験や学びが全て詰まった素敵なプライベート美術館。
MOCA HISHIO ANNEX完成予定CG画像
また新たな一歩、まだまだ先も考えていますよと言う石井さんデス。
MOCA HISHIO ANNEXは、ジョルジュ・ルース・ギャラリーの
道を挟んですぐそば・・・絵画の展示のほか、インスタレーション等
が見られる場所になる予定。