2021年04月29日
小豆島町地域おこし協力隊〜中山棚田活性化推進員
地域住民と活気あふれる棚田の魅力創出に努めるという
小木曽裕紀さんは、エンジニア出身!
今までにない分野から、根気強く取り組むことが
期待されてイマス。
「中山に最近住みはじめました。
鳥の鳴き声、自然の豊かさは都会から来た者には
魅力を感じられます。後継者不足でこの魅力がなくならないよう
地域と共に保全と活性化に努めます」。
小木曽裕紀さん(前住所;神奈川県)
プラントの設計・調達・建設を中心に数多くのプロジェクトを
世界各地で手掛けている企業でエンジニアとして、主に海外の
液化天然ガスプラントの設計業務に従事。
活動内容)
日本棚田100選にも選定されている中山の棚田は、伝統・文化・美しい景観
教育、国土保全といった多面的機能を有し、文化遺産としての価値をも
持ち備えている。労働生産性が平地水田とは比較にならないほど悪いうえ
過疎化、高齢化による後継者不足により荒廃と離農が進む状況。
平成25年に棚田協議会が設立され、様々な取り組みが行われてきたが
課題も多く、計画の見直しを行うなど体制を再構築する必要を感じる。
実際に棚田の耕作などの保全活動に従事しつつ、中山棚田の魅力創出を図り、
地域住民の意欲、活気で棚田保全につなげていく活動を行う予定。
これまでの経験の活用)
物事を調べ、それを基に考えてアイデアを生み出す、行動に移すことが
得意。大掛かりな実験の計画立案・実行などでこの点を活かしてきた。
小豆島では、棚田課題解決に活用していきたい。
先ずは農作業を通して棚田の保全について学び、同時に
地域行事等にも参加して地域に溶け込みたい。課題が理解出来たら
他の棚田の事例等も参考に地域の方がたとどのように問題解決する
のかを考え実行していきたい。
小豆島への思い)
大学1年の時にに小豆島には旅行で訪れたことがあり、小豆島は美しい
自然が残る場所として印象に残っている。また日本全国を自転車で旅行したが
特に日本の原風景ともいうべき棚田が大好き。
美しい小豆島にある、大好きな棚田が荒廃の危機にあるのは非常に
残念で、その保全や活性化に尽力したいと思う。
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