
2月16に、香川県園芸総合センターで156本が2業者に
18日には小豆島オリーブ公園で330本が7業者に
オリーブの新品種の苗木供給が行われマシタ。

この新品種は、香川県農業試験場小豆オリーブ研究所で
2017年に育成、品種登録が出願されたものデス。

▲上:香オリ3号・下:香オリ5号
香オリ3号は新浸けとオイル用。
果実が大きく、新漬け向きで炭疽病に強い特徴がありマス。
香オリ5号はオイル専用品種で、
オイル中のポリフェノール含量が2年間の平均値でミッション種の
約2倍と多く、官能評価に期待が寄せられてイマス。
こちらも炭疽病に強く、湿度の高い日本の夏〜秋には頼もしい品種デス。

オリーブの新品種として品種登録されたのは
日本で初めてのこと。
日本の風土気候に合う新しい品種に期待も大きくなりマスね。

苗木が提供されたのは、香川県オリーブ生産者ネットワークの
会員で現地調査をした生産者さん。
収穫が期待されるのは約5年後デス。

新品種は、今までのオリーブ栽培方法と変わりなく
ゆったりと風通しよく、陽当りよく、品種の能力を活かして
栽培されるようデス。
<関連記事>
日本オリーブオイル品評会審査
小豆オリーブ研究所完成
オリーブの苗木、育ててみよう