2020年12月22日
福田の海、山、里〜影絵上演に向けて
「今年は11月はじめまで開館して、今は閉館中ですが
今回、クラウドファンデゥングをしていて、3月に影絵のイベントを
したいと思います。その時はギャラリーも開けたいと思っています」。
小豆島の東海岸、福田にあるFUKUTAKE HOUSEではこの秋に
地元の親子が影絵づくり、アーティストの川村亘平斎さんと
オンラインで地元の昔話の取材も子ども達が頑張ったそうデス。
(公財)福武財団アート部門、FUKUTAKE HOUSE担当の神谷知里さん
にお話をしていただいてマス。(写真左)
今は会えない人に島の物語を伝えたい!小豆島福田で影絵を上演!
※写真提供;FUKUTAKE HOUSE
「フィールドワークでは、海で網にかかったもの、山で採れたもの
など子ども達とオンラインで繋がった作家が一緒に聞いて回り
作家が物語をまとめました」。
川村亘平斎さんは音楽家で、影絵作家。
インドネシアで修業し、日本では地域の物語を影絵で紡いでイマス。
「私もジョブジャカルタで見たことがあるんですが、地域の方も
観光客も一緒になって夜から明け方までガムランの演奏と
影絵、飲み食いしながら、合間には漫才みたいのもあって。
王宮から神事、民衆まで慣れ親しまれたもので、日本の影絵とは
また違っています」。
今回、作家さんの空間全体を使った作品として
福田の子ども達も参加する、素晴らしい作品になっているそうデス。
「上映の際には、福田を歩いていただいて、福田の石材業の文化
花崗岩がむき出しになった山肌、きれいな海を見ていただきたいです」。
網にかかったウミガメには日本酒を飲ませて海に帰す・・・
そんな文化の残る福田の影絵、観てみたいデスね!
「こういうお話が詰まっていて、何て楽しいんだろう!と思いました。
きっと来館者の方にも楽しんでもらえるイベントになると思います。
ご支援いただけたら、嬉しく思います」。
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福武ハウスに出かけたら
みんなで影絵、見られマスように!
FUKUTAKE HOUSE