2020年11月24日
スペイン産緑果発売中〜井上誠耕園
「今年で16年目ですね、もう。
2004年に小豆島の段々畑で作るオリーブには量産、合理化に
限界があって、お値段のせいで皆さんに広く、たっぷり使って
貰うのが難しいと考えていた時に会ったのがルケ家の6代目
マリエル園主でした」。
小豆島産の丁寧な手仕事のオリーブオイルは魅力。
でももっと多くの方に気軽に使って貰いたい、そんな気持ちで
今年も販売中デス、井上誠耕園のスペイン産「緑果」。
井上誠耕園の井上智博園主にお話を伺っておりマス。
写真提供;井上誠耕園(2018年)
「マリエル園主兄弟の守っているアンダルシアのオリーブ畑で
16年前は小さなエリアから始まり、今では全畑を契約して
います。彼らのこだわりも聞きながら、小豆島産緑果の
味を守りたいと喧々諤々とやりながらですね、よりおいしく
より果実を丁寧に扱って欲しいと、こちらの意見も通しています」。
「収穫方法などはスペインでは効率化されていて、速やかに
採油できる。とにかく僕らは果実は丁寧にと言い続けています。
昨年に続いて今年もスペインには行けなかったんですけど
TV会議をしながら果実の見極め、撹拌時など細かく伝えることが
できました」。
スペインの広大な大地で小豆島の井上誠耕園流の
オリーブオイル作りは、こんな時期でもしっかり続いてイマス。
「手前味噌ですけど、16年間、毎年私どもが行って、何度も彼らと
やってきたことで成果が出たと感じています。
世界中で熟したオリーブを搾るのを青い実で搾るこだわり、
早すぎるとえぐみが強いですし、そこを見極めてオイルにしています」
今年も皆さんの期待通り、それ以上!?の緑果、販売中デス。
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