
「今年、夏がすごく暑かったじゃないですか。
雨も少なく、今年のオイルは苦み、辛味が強くパンチがあり
青い実の爽やかさが際立っています」。
皆さん、お待ちかねの井上誠耕園の「緑果」。
今年も井上誠耕園、採油専任者の大坪康祐さんにお話を伺ってマス。
「今、収穫と採油のピークです。
収穫後、いかに早く搾るかオリーブオイルには一番重要です」。
なので、本当に忙しい時期を迎えておりマス、オリーブ畑。

「小豆島では手摘みが多いですが、果実が傷ついた瞬間から
採油は始まるので。品質の良いものを作るためなんです」。
海外では機械を使った収穫がメイン。
オリーブ畑の広さも収量も違うのもありマスが、日本の手仕事が
小豆島のオリーブオイルには活かされていると感じマス。

「更に手選別、オイル用、新漬け用と分けるんですが
非常に手間暇がかかります。これもまた品質を守るために
必要な事です」。

「小豆島産緑果は青く若い実を搾ることで独特の爽やかな風味と
キリっと辛いオイルになります。熟度で味が変わります。
15年以上、取り組んできて来ましたが、今は早摘みが主流になって
きていますね」。
9月末から収穫が始まり、随時収穫、採油・・・
井上誠耕園の緑果(小豆島産)はミッション、マンザ二ロ、ルッカ
ネバディロブランコをブレンドして作られマス。

「ブレンドすることで今年の味を作っていきます。
先週末から店頭に並びはじめました」。
小豆島産アルべキーナもありマスね!
「アルべキーナは優しくて甘く香りは色んなフルーツの香りがします。
小豆島産なので辛味も少し感じられますよ」。

品種や熟度だけでなく、思いがこもった手間暇でも
味が変わってくるので、とても面白い!と大坪さん。
井上誠耕園らしく園mothers、高松田町店でぜひ手に入れてクダサイ。
「井上誠耕園で1年かけて丁寧に栽培、採油した僕たちの思いと一緒に
旬の味、楽しんでいただけたらと思います」。
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