オリーブ収穫最盛期の小豆島。
二十四の瞳映画村のある田浦半島の小さなオリーブ畑にも
12本の木々に、たくさん果実が実りマシタ。
先週末、田浦オリーブプロジェクトの関係者が集まり
これからの活動について報告する会が行われマシタ。
「二十四の瞳に描かれている共同体のある暮らしを守りたい」。
幼いころ見た段々畑の景色を取り戻そうと一歩を踏み出した
田浦オリーブプロジェクトの鈴木展子代表。
この日は、プロジェクトの目的などを明確にして
ボランティアで手伝っている皆さんとの思いを確認。
オリーブの栽培を通して、子ども達の学びの場を作りたいと
少しずつ丁寧にプロジェクトを進めてイマス。
そして小豆島出身の心理学の専門家、浜田寿美男奈良女子大学名誉教授が
出席し、皆さんの思いを子育ての観点からお話してくれマシタ。
今、生き辛い人が増えていること、大人しい子どもが増えていること。
全く、昔通りが良いわけではないが、自分たちの経験をオリーブ栽培を
通して自然との関わり、大人との関わりを伝えたい、
子ども達の育ちのありようを今、考えなければならないというお話。
相談役の一人、石井義高さんからはプロジェクトのこれからのこと
が参加者の皆さんに説明されマシタ。
このプロジェクトでは、若い方にも積極的に協力してもらえるよう
努力していくことで、二十四の瞳の里が新しいみんなの
ふるさとになればと、活動を続けていきマス。

オリーブの実った畑には新しく看板が掲げられマシタ。
船の廃材で作ったという看板、かなりかわいいデス!

収穫体験もシマシタが、まだまだ実が少ないのもあって
オリーブの実は参加者のお子さんのポケットの中。
小さな思い出の積み重ねがこれから始まっていきマスね。
少しずつデスが来春には畑を増やし、植樹をする予定。
一歩一歩、田浦の小さなオリーブ畑は自然と子育てという
大きな夢に向かって進み始めてイマス。
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