2020年08月16日
伝統を絶やさず、負い縄素麺
毎年、お盆時期に小豆島町の川崎さんのお宅では
県外から、孫やひ孫さんを連れてご家族が帰省シマス。
そして、賑やかに作るのは「負い縄そうめん」
小豆島で昔、お盆の定番の飾りだったこの素麺も今では他に
作ることもなくなってイマス。
今年はさすがに帰省が中止になり、負い縄素麺もお休みかなと思ったら・・・
「伝統をね、絶やしたら駄目だと言われました。
今年はもう作るつもりがなかったんですが」と川崎さん。
ただし、簡単にできる物ではなく、人手も時間も必要デス。
「僕と姉と、姉の友人1人、近くの方が2人、手伝ってくれたんですよ。
いつもは、子供用も作るんですが、今年は1つだけです」。
負い縄素麺は、お盆のお供えをたくさん持って帰る事が出来るように、
ご先祖様に素麺で編んだ縄で供物を背負って貰えるようにと作ってイマス。
お手伝いされた方は「昨年みたいには出来なかった」という
お話しも聞いておりマスが、なかなか立派なもの〜!
また、ご家族が揃う日がやってキマスように!
この機会にお手伝いされた方々のところでも作り始めて欲しいな〜
なんて、素麺は食べる専門のふくろうが思ったりシマス。
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