2020年07月31日
馬木おばべ講〜讃岐百景
7月25日に小豆島町馬木では「おばべ講」の神事が行われマシタ。
「八幡神社の元宮として今も祀られているのですが、
小豆島町の夜祭で一番地味な、知られていない祭りかもしれません」。
お話と写真は馬木地区で神事からイベントまで、地域のことなら
何でもおまかせ!の馬木ひしお会、照下博之さんデス。
照下さんら自治会で行った「おばべ公」周辺の草刈と清掃。
暑い中、大きなイベントでもなく地元の方々のために頑張っている様子。
「おばべ公」は内海八幡神社の元宮とされ、毎年、維持に会費納めている人達だけで
神事をしてその後直会をするそうデス。
今年は感染症の影響で直会は中止、神事のみが行われマシタ。
「ずっと以前は馬木だけでなく多くの人がいたのですが、
今は馬木の人ばかりです」と照下さん。
「おばべさんについて色々あるみたいですが、応神天皇が休んだ所で
その場所が宮山の頂上で馬目木台(ばべきだい)という場所からのようです」
と「おばべ公」のことを教えてくれマシタ。
「宮山は自分が子供の頃は本当に遊び場で、山中走り回ってました。
宮山は護国神社、鎮魂の森でもあるので、
当時は良く分かっていなかったのですが、その意味も含めて
もう一度人が通う場所にしたいな」。
とこの美しい場所の清掃に力が入ったようデス。
子供達の遊び場だったこの場所、讃岐百景にも選ばれた場所デス。
もう一度人が訪れる場所にしたいという地元の方の力で
小豆島で訪れてみたい場所がまた一つ増えマシタ。
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