2020年07月21日
本日、きうり加持〜小豆島霊場40番保安寺
今日、7月21日は土用の丑の日。
巷ではウナギを食べることで暑気払いをする日となってイマスが
元々は五行思想に基づく、季節の変わり目のこと。
体調不良を起こしやすいこの時期、毎年小豆島霊場40番札所、保安寺では
きうり加持が行われてイマス。
きうりは、木の瓜と書き、陰陽五行で夏の火を土用の丑の日に土と木で
押さえバランスを整える意味があるそうデス。
キュウリに法具で穴をあけ、願い事を書いた護符をはさみ本堂で
祈祷が行われマス。
積み上げられたキュウリに心の迷いを閉じ込め、最後は境内に
埋められて加持は終了・・・積み上げられたキュウリは圧巻!
保安寺では明治35年からこの加持を続けており
140年以上も続く伝統行事となってマス。
例年、播州、但馬などから数百名のお遍路さんを迎えていますが
宮内亜門副住職によると・・・
「今年は新型感染症の影響で、県外からのお遍路さんは郵送での加持祈祷の
申込みがありました。訪れる方も代表者が1,2名のみとのこと。
今年は、地元の方々も受け付けだけされる方が多いです」。
参拝の方もソーシャルディスタンスを保ち分散してお参りされるようデス。
今年は8月2日の土用の丑の日にも再度、行われる予定。
祈祷のお申込みも当日午前中まで受け付けてくれマス。
今日の、午前9時頃からきうり加持は行われ、夕方まで続けられマス。
皆さまの健康をフクロウもお祈り申し上げマス。
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