2020年07月19日

こまいぬ探究会、庵治の石工さん達と出会う

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7月12日に「庵治半島と小豆島狛犬探究会、交流会」が行われマシタ。

庵治石の歴史は長く花崗岩のダイヤモンドと呼ばれ
今も高級石材として重宝されてイマス。

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この日は石材店の方、石材や宝石の輸入業の方、そして小豆島観光協会からと
石の歴史、文化に興味のある皆さんが狛犬探究会メンバーとともに集いマシタ。


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この日、皆さんが巡ったのは・・・
肥土山離宮八幡神社、中山春日神社、小馬越の山の神
小馬越荒神神社、冨丘八幡神社、土庄天神社、土庄八幡神社。

フクロウもお話が聞きたくて、なんとか冨丘八幡神社に
滑り込みマシタよー。

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「平安時代から景色が変わっていない場所ですよ」と探究会メンバーに
教えて貰い、絶景にしばし感動・・・まるで映画の世界にいる心持ち。

そして、一度この目で見たかった『丹波佐吉作 神馬像』。

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「足が折られているのは、近くの田畑を荒らしたと言われて
 いるから」だそうで、今にも動き出しそうな姿に当時の人々は
驚き怖れを抱いたのかも知れマセン。

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石材業の方が見ても「今の技術でも難しい事を迷いのない線で
作り上げている」そうで、これこそ日本の石工技術!と
感動されてイマシタ。

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石材のお仕事も昭和の好景気ののちは、次世代に繋ぐことが
重要となってきているそうデス。

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今後も情報交換をしつつ、小豆島狛犬探究会も庵治半島で
狛犬探究を今年11月に予定をしていると教えてくれマシタ。

また、来年、令和3年2月20日~3月21日には
高松市石の民俗資料館のエントランスホールで狛犬パネル写真展&講演会
も予定されてイマス。(講演会は2月27・28日予定)

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狛犬が繋ぐ石の文化、歴史、そして未来への交流に
丹波佐吉も驚いているのではないでしょうか。


※丹波佐吉は江戸時代後期の名工として名高く全国の銘のある作品を
 探して巡る方々も多いそうデス。


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posted by しまラジ! at 06:00| 香川 ☔| ○歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする