小豆島町のオリーブ農家さん、山田オリーブ園の園主の山田典章さんが
「これならできるオリーブ栽培 有機栽培・自家搾油・直売」を
出版シマシタ。
オリーブ農家さんがオリーブ栽培についての本を出すのは日本初！
久しぶりに尋ねた山田オリーブ園・・・
自然いっぱいの素麺工場跡を利用した採油場で迎えてくれマシタ。
山田さんが本を書こうと思ったきっかけは
「自分がオリーブ栽培を始めるとき、分からない事だらけだった」から。
「農山漁村文化協会から栽培だけでなく加工、経営として
成り立たせるまでを書いて欲しいという話があったんですけど。
自分が始めた時に基本的な事がいちいち分からない。
木を植える間隔とか、支柱は？とか」。
ガーデニング用のオリーブの本、他の果樹の専門書は山ほどありマスが
オリーブの栽培から加工、販売まで一貫して書かれた本はまず見当たりマセン。
「これが正解かどうか分かりません、僕が10年やってきたことです。
ここ4～5年、九州や関東の方で植えたが実がつかない、実がなったけど
どうやって食べたらいいのか分からないというメールでの相談が
増えてきていたんです」。
僕はこうやり方、このくらいやっていますよ、と伝えて
後は栽培する人がどう育てたいか、考えれば良いんです、と山田さん。
こちらの本には、初めてオリーブを栽培する人から
今、栽培していて果実を収穫してからどういうやり方があるかまで
事細かく書かれてイマス。
オリーブ栽培を仕事にしたい人、趣味で庭木である方、
どちらにも向いた山田オリーブ園10年の軌跡デス。
ふくろうは小豆島で学んでマイオリーブオイルを作りたいと
ルッカ種を栽培中・・・これも採油率が良い品種と知らなければ
できることではなかったデスね・・・。
初めてたわわに実を結んだフクロウオリーブのためにも
しっかり読んでおきたいと思いマシタ。
「これならできるオリーブ栽培 有機栽培・自家搾油・直売」
農山漁村文化協会 出版
・本体価格；2,200円
・購入方法；インターネットや電話（03-3585-1141）
県内宮脇書店
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