2020年05月26日
星城小学校に夢いっぱいの宇宙朝顔
小豆島町立星城小学校に、宇宙に滞在したアサガオ「NAOKO☆宇宙アサガオ」を
ルーツにした種が届きマシタ。
宇宙アサガオとは宇宙飛行士の山崎直子さんと一緒に宇宙を旅したアサガオの種。
「青少年に宇宙へのあこがれを抱いて貰う社会貢献事業を行っている
(一財)ワンアース「宙だよりスタジオ」の社長、赤城一朗さんから
このお話をいただきました。
山崎直子さんからも星城小学校って素敵な名前ですね。
子供さんらにもよろしくとメッセージをいただいております」。
星城小学校の大山佐由美校長にしまラジ!でお話を伺ってマス。
▲赤城社長は可愛い箱入りの種を星模様のきんちゃく袋に入れてくれマシタ
宇宙アサガオは2010年4月、山崎さんらとスペースシャトル「ディスカバリー」で
15日かけて地球を238周して帰還シマシタ。
「この朝顔の種がNAOKO☆宇宙アサガオとなり直系種が全国に広がり、その一部が
赤城さんの手に渡り赤城さんが小豆島に縁があったことで
星の名前がついている我校に贈っていただくことになりました」
小学校の名前の由来は裏手にある小豆島で一番高い、星ケ城山。
「標高840mのこの山のように、より高くより美しい人を目指して欲しい・・・
宇宙時代に大空を目指して飛躍して欲しいという願いが込められています」。
児童数127名。多い学年で26名、少ない学年では13名だそう。
「赤城社長は手渡ししたかったそうですが新型ウイルス拡大防止のため
昨年度、土庄町で育てられた中川修作さんから届けていただきました」。
赤城さんと親しくされていた中川さんは依頼を受けて
昨年5月に2粒を植えたそうデスが2粒の一つは発芽しなかったそうデス。
発芽した1粒のアサガオから採れた48粒が星城小学校に5月7日に届きマシタ。
「今は分散登校をしておりまして、たまたま14日には1、5年生が登校日でした。
その時にひとり1粒、ずつ1鉢、大事に植えさせていただきました」。
縦割りの1〜6年生、10グループある『スマイル班』で今後は育てていく予定。
「これからいっぱい水をあげたい」と1年生、
「宇宙から来た種の成長を見守りたい」と5年生は話していたそうデス。
この宇宙アサガオの種、見た目などは普通のものと変わりないようデス。
「中川さんの話ではアサガオ自体が元々発芽率が高くないとのことですので
上手く発芽させて、たくさん種ができるように
お世話していかなければという気持ちです」
昨年度植えたものは5月5日に植え、6月末に1輪咲いたそうなので
6月、7月頭には咲くかなと、皆さんが楽しみにしている様子。
「アサガオで学校が明るくなればいいなと思います。
今までは夏休みの宿題でしたが、今年は夏休みがひょっとしたら短縮かも
ということで学校で全校生が見られるかも知れません」と校長先生。
「メッセージのように夢や希望をもって強く大きく羽ばたいて欲しいな、また
宇宙規模で未来を描いていって欲しいと願っています」。
また校長先生は、たくさんの種がとれたら星城小学校が宇宙アサガオの
ステーションになって、島内や全国の星のイメージのある学校などに
贈りたいとお話してくれマシタ。
※写真提供:小豆島町立星城小学校