2020年04月08日
小豆島農村歌舞伎調査報告書
小豆島では平成27年に国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民族文化財』に
小豆島農村歌舞伎が選択され、平成29年から小豆2町で共同委員会を設置し
長く調査が行われてキマシタ。
地元や有識者と舞台、衣装、道具類、奉納物等の
有形、演目履歴、聞き取り調査の文化財調査で記録を作成。
今年3月にこれらの報告書が完成したと聞いて
小豆島町社会教育課の真砂さんにお話を伺ってキマシタよ。
「報告書は研究編と資料編の2部で600ページにも及びます」
と聞き…とにかく関わった皆さま本当にご苦労様デシタ!!!
「発行部数は300部なので香川県の図書館や大学、県立ミュージアムに
置いていただいてます」
部数が少ないため販売はありマセンが
もちろん小豆島内の図書館にもあるので閲覧希望の方は自由に見られマス。
・・・が!今は3密を守って、上手に図書館をご利用クダサイ。
「今回、個人的にはずっと分からなかったデコ芝居のことや
気になっていた島内全域にあった農村歌舞伎舞台を明らかに
できたことがよかったです」
担当者のお一人、真砂さんの気持ちもぎゅっとつまってマスね。
華やかな衣装、舞台だけでなく関わった人々の記録。
また中山では生き字引であり、元中山農村歌舞伎保存会会長の
矢田徹さんのお話も掲載できて嬉しかったとお話してくれマシタ。
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