岡本隆寛さんは料理人になって10年。
現在、国民宿舎小豆島の調理場で働いてイマス。
ご近所さんが採れたての野菜などをお裾分けしてくれる
小豆島暮らしを楽しみながら、小豆島の旬をお客様へと思う気持ちで
小豆ふれあい産直市場に買い出しに出かけているそうデス。
若いながらも厳しい料理人の目で選ぶ野菜はどれも立派なものばかり。
ある日、いつもの産直で、
その野菜を作っている土庄町長浜に住む笠松さんに出会いマシタ。
岡本さんは笠松さんの畑に誘われ、ご主人と二人で作る野菜を見せて貰い
お裾分けをいただき、交流が始まりマシタ。
笠松さんご夫婦の畑では、スナップエンドウ、わけぎ、たまねぎ
と数多くの野菜が作られてイマス。
「農業はな、水がなかったらいかん」という笠松さんの畑そばには
水のわき出る場所があり、また畑には井戸もありマス。
生産者さんと話すうちに料理のアイデアもどんどん浮かぶと岡本さん。
使ってみたい野菜をリクエストすると、できるもんとできもんがあると
言いながら、今年は季節違いの紅芯大根に挑戦中。
まだまだ芽が出たばかりと、畑を案内して貰うと
春らしく「わけぎ」や「きんかん」にも出会いマシタ・・・きんかん、焼酎漬けを
お勧めしてくれたのに、その場で全部食べてしまうフクロウ。
さて、野菜の話が弾むお二人。
国民宿舎小豆島に戻ってから早速、わけぎ和えを作る岡本さんデス。
調理中にもお邪魔すると、細かな作業中の
木下智也さんにも出会いマシタよ。
お造り担当で、宿舎では一部、漁師さんから直接買い付けをしているそう。
漁にでるのをやめようとしていた漁師さんにお話をして
旬の魚介が漁師さんから直接手に入るようにもなってマス。

ってすごくない???
お造り用の身がなくなった部分は、国民宿舎小豆島で大人気の
朝ごはんの味噌汁のだしにもなるそうデス。

立派なお造り、できあがり!!どやっ(フクロウが作ったわけではない)
地の物を楽しんでいただこうと若い調理師さんが自ら工夫をして
おもてなしを考えてイマス。
▲笠松さんにもらった小さ目玉ねぎはまるごと天ぷらに!
国民宿舎小豆島のHPでは、その一つ一つの物語を読むことができマス。
素敵な小豆島の人と人を繋ぐ食の物語、是非チェックしてみてクダサイ。
<関連記事>
竹の子掘りに挑戦シマシタ
小豆島のB&G、映像とおもてなしで受賞!
フクロウさん、ファミリーロッジ宿泊体験