▲坂手まるごと見せるンですも開催中
ジャンボフェリーの到着する小豆島、坂手。
香川大学の小豆島SAKATEプロジェクトが地元の方と
今一緒に取り組んでいる活動の一つが徳本あんずの再生デス。
って、徳本あんずってなんデス?という基本情報欠如のふくろうは
坂手のまちづくり団体んごんごクラブの
谷 康男さん、久留島博さんを訪ねてミマシタ。
「坂手の徳本という場所で戦前、戦後に作っていた杏なんですよ」
という杏は普通の杏とは違ったんだそうデス。
「普通の杏より大きくってな、
良く近所の杏の木から杏を食べてたら大人に徳本杏とは
違うんやから、いっぱい食べたらお腹痛くなるよ、と
言われてたんや」という久留島さん。
また、谷さんは
「当時、大坂の料亭に珍重されていたと聞いてますよ。
11年前に地元の人が再生しようとしていたのですが
接ぎ木をする前になくなって、その時に保存されていた
枝を、僕らで接ぎ木して20本近くあったんですが
今では5本になっていまってます」
徳本あんず、実際に見たこと食べた事がある人も今はなく
幻のあんずなんデスね。

▲昨年の着果・・・鳥にも食べられマシタ
「香川大学の小豆島SAKATEプロジェクトの中に農学部の子が
いて先生にも聞いて貰ったらやっぱり消毒や剪定がいる
というので、豆Pにね、やってもらってます」
他にも農家の方に聞いて剪定も難しいと分かったようデス。
久留島さんは「一回は見てみたいなあ。去年は実がなったけど
ピンポン玉くらいで、ほとんど落ちちゃったからなあ」
草刈りも地元の有志で手伝って、昔聞いた
ピンク色の花で坂手の山側が染まった徳本あんずにまた会いたい
そんな気持ちがとっても強いようす。
お二人とも「今年も花が咲いてますよ。今年が勝負かな」
と豆Pに期待をしているようす。
「豆Pは卒業してからも、覚えてますか?と遊びに来たり
祭のたんびに来てくれる子もいます」
香川大学の皆さんとの交流の結果
いつか、見た事もない大きな徳本あんずが復活するといいデスね!
昔は坂手以外にもあったという徳本あんず。
美味しかったという伝聞を頼りに加工食を扱う島の人達も
期待をして待っているようデス。
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