2019年10月23日

舟を編む〜松山善三・高峰秀子基金事業 

IMG_2565.JPG

映画「舟を編む」上映会と岩波書店辞典編集者・平木靖成氏講演会が
県立小豆島中央高校で10月17日に開催されマシタ。
EAFFA81D-5B1F-45DE-BB7A-72232A493E49.jpeg
脚本家、映画監督・松山善三さんと女優・高峰秀子さんの遺産の一部が
平成26年に相続人の斎藤明美さんより小豆島町に寄贈され
小豆島町では「小豆島から映像作品の素晴らしさを発信する事業」として
毎年、記念事業を行ってイマス。



IMG_2566.JPG

「若い世代の映画離れがすすんで、小豆島でも二十四の瞳を知らない
 子どもが増えています。映画に触れる機会を作りたいことを
 小豆島中央高校と話し合い、高校で行われているキャリア教育
 とともに開催することになりました」と小豆島町企画財政課の川宿田課長。

小豆島中央高校、泉谷校長先生は、キャリア教育によって
学業とともに、それ以外の力をつけて貰いたいとお話してくれマシタ。

IMG_2564.JPG

今回、上映された映画「舟を編む」は三浦しをん原作、石井裕也監督。
松田龍平、宮崎あおい主演で2013年に公開。
第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ6部門の最優秀賞受賞。

24万語の辞典を作るまでの編集者の姿を描いたもので
映画が始まると、1年から3年生まで皆さん夢中になってイマシタ。

IMG_2569.JPG

この映画が制作される際に、実際の辞典編集現場の取材を主に
受けたのが広辞苑の編集をされている平木靖成氏。

国語辞典と百科事典の違いや、言葉の新旧、言葉のもつ力
などなど、魅力的なお話に、講演後はたくさんの質問が高校生
から飛び出してイマシタ。

小豆島の子ども達が将来、社会人となるとき
どんな職業があって、そこでそんな風に仕事をしていくか・・・
それぞれ、何かの思いを得た機会となったようデス。


<関連記事>

沖之島生物調査〜小豆島中央高校自然科学部

小豆島から映像作品の素晴らしさを発信する記念事業

ギャラリーKUROgO企画展『A blank one hundred』

浮雲

高峰秀子という人

映画の島から

書肆・海風堂



posted by しまラジ! at 06:00| 香川 ☁| ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする