2019年10月15日
芝生男女に向けて〜劇団ままごと
「3日間、会場をすべて変えて。作品は一緒なんですけど
ここ6,7年で小豆島のいろんな景色が見えてきて。
ここで芝居をやりたいというところが増えてきました」
小豆島に移り住み、喫茶ままごとを再開。
瀬戸内国際街術際2019ではパフォーマンスを見せてくれマス。
瀬戸内国際芸術祭2019
ままごと×康本雅子『芝生男女』(上演時間 約30分・荒天中止)
・10月25日㈮17:00 開演 会場:池田の桟敷(定員100名)
・10月26日㈯17:00 開演 会場:二十四の瞳映画村内 木造校舎(定員30名)
・10月27日㈰17:00 開演 会場:瀬戸の浜海岸(定員40名)
・料金一般[小学生以上]:500円(パスポート提示で無料|要予約)
未就学児:無料
※パスポートをお持ちの方も一般にてお申し込み下さい(当日提示で無料)
※10/26は「二十四の瞳映画村」内での公演となるため、別途入場料が必要
・大人[中学生以上] 790円(パスポート提示で500円)小人[小学生] 380円
・チケット予約は劇団ままごとHPから
劇団ままごと、プロデューサーの宮永琢生さんにお会いしてキマシタ。
劇団ままごと・・・
「劇作家の柴幸男と平田オリザの劇団から独立して2019年に立ち上げました。
小豆島には2013年の瀬戸芸をきっかけに、
2016年にも上演をさせていただきました」
2013年・赤い風船・・・
「小豆島を知らず、作品を作るのは難しかったんですが
芝さんが朝6時に起きて散歩をすると、近所のおじいちゃん
おばあちゃんが声をかけてくれる。島のこと、個人的な事
お話を聞きながら作り、小豆島の風景を見せながらの演劇作品となりました」
小豆島、坂手・・・
「このエリアは一番最初に来て、僕らの作品を一緒に作ってくれた
という意識が強い場所。坂手の方には大家さんはじめお世話になって
観光含め、外から来る人への受け入れ方が開かれている感じがします。
エリエス荘は僕らにとって重要な場所だった。老朽化で
なくなると聞いて小豆島に新しく拠点を持とうと思った」
芝生男女・・・
「もともと野外パフォーマンスフェスで作った作品ですがこれで
終わらせるのはもったいない、というところに瀬戸芸があった。
作品としては今まで見てくれてた人にとってはカオス。
ストーリー仕立てで作っている作品ではないし、パフォーマンス
から小豆島の風景をどう受け取ってくれるか、今回こそ
お客さんと一緒に作り上げる作品です」
芝生のある場所での上演だったため芝生男女という題になったそうデス。
今後、また変わっていくのかもと、宮永さん。
野外パフォーマンス・・・
「演劇界を見ていると細分化されているな、と思う。
劇団としてやることも、喫茶やることも演劇表現だと思ってる。
コミュニケーション作品を立ち上げているという意識で
やっていて、せっかくの瀬戸内の風景も味方につけたい。
この景色には勝てないと思う。それなら、味方につけて景色や人
と一緒に作っていくことを考えています」
喫茶ままごと・・・
「本番当日も、喫茶ままごとは営業しています。
お客さんの声を聴ける場も少ないので、お茶を飲みながら
意見を聞かせてくれたら嬉しい。そういった場所になればと思います」
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