
中山春日神社奉納歌舞伎
日時:2019年10月13日㈰17:00〜(21時頃まで)
場所:小豆島町中山農村歌舞伎舞台
演目:
第1幕 三番叟
第2幕 青砥稿花紅彩画 稲瀬川勢揃いの場(白浪五人男)
第3幕 安田踊り※
第4幕 小豆嶋 京都祇園夜桜の場
星ヶ城古城の場
※安田踊りは小豆島町安田で夏祭りに踊られる香川県の
無形民俗文化財。小豆島に伝わる信胤、お妻の悲恋を
表した舞踊デス
当日は午後4時半〜池田イマージュセンターと中山の間を
無料ピストンバスが運行シマスのでご利用を!
瀬戸内国際芸術祭の年はこの演目!という
中山農村歌舞伎保存会の久保 政会長にお話を伺ってマス。
「今の金丸座の前の金丸座をモデルに作られた歌舞伎舞台です。
役者だけでなく、舞台師、化粧師、衣装方など入れると総勢
50名ほどの中山在住メンバーでやっています」
長く続く農村歌舞伎をどう繋げていくかが今の課題と久保会長。
稽古にも余念のない日々が続いてイマス。
さて、『小豆嶋』は小豆島の各所に伝説を残す、南北朝時代の
佐々木信胤、お妻の局の局の悲恋の物語デス。
京都、祇園の夜桜見物に来た、美人の誉れ高いお妻の局と恋に落ちる佐々木信胤。
仕えていた高師直の命令に背いてお才の局を奪い取り、
小豆島へ渡り2人で幸せに暮らそうとシマス。
しかし、お妻の局は信胤の父、信盛が攻め滅ぼした城主の娘と分かり・・・
大正2年に歌舞伎座で初演された演目、小豆嶋。
2人の悲恋の舞台となった小豆島で
京都祇園夜桜の場と星ヶ城古城の場の二幕が演じられマス。
「中山と言う場所は少し標高が高いので当日は、お着物を
一枚余分に持ってきてください。また、歌舞伎を見るときは
お食事、お酒、食べて飲んでいただいてかまいません。
ただ、お帰りの際に飲酒運転だけは絶対になさらないように!」

小豆島の伝統芸能でありながら、カジュアルに楽しめる魅力のが魅力!
地域の方々は「わりごう弁当」を持って桟敷で楽しい一夜を過ごしマス。
「地元のものが意識持って関わらなければ、とやっております。
他地区の方の参加も歓迎しています。やりがい、充実感・・・
皆で作っているというのが味わえます」
見るだけでなく参加もして欲しいとお話してくれマシター。
今回、放送で流れたお稽古の様子・・・参加された保存会の方々は
笛と三味/空林園子さん。
佐々木信胤/高橋健二さん
お妻/(代役)松江義人さん
菊亭隆季/船場哲雄さん
神懸義春/弓木和幸さん
小六/早倉知晶さん・・・デシタ!本番をお楽しみに〜。
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