国指定の民俗文化財に指定されている小豆島の農村歌舞伎舞台。
この夏は、現在も使用している肥土山、中山の2舞台で
現代劇を楽しむことができマシタ。
まずは大入り満員となった中山農村歌舞伎舞台のようすデス。
「最終日の段階でも演技の微調整をしていて、
みんな真剣に楽しんでいる感じです」
とお手伝いをしていた
中山農村歌舞伎保存会道具方の谷久さん。
香川大学が正式に瀬戸芸作品に参加した「トラと呼ばれたサル」
谷久さんは、皆さんの一生懸命な姿にお手伝いにも力が入ったもようデス。
舞台師だけあって・・・こんな豪華な場所に連れて行ってもらえマシタ・・・
(小心者なので早く桟敷に移動させてほしい)
最終日を終えて、谷久さんは「大変でしたがこの1ヶ月、楽しかった」と
お話してくれマシタ。
中山の役者さんデスが、肥土山のお芝居に出演していた
高橋さんも準備の手伝いに駆けつけてイマス。
・・・というか、中山、肥土山以外にもTシャツで何事か宣伝中。
さて、こちらは肥土山・・・芸門(ゲート)の
「サナトリウムの春」
3日間公演のうち、初日は大雨デシタが多くの人が訪れ雨の中の
上演となったようデス。
2日目も雨がぱらつく中、参加者全員で舞台準備をされてイマシタ。
小豆島発信の演劇を根付かせたいと芸門さんらが
地域の人々を巻き込んでの公演は今回で3回目。
プロの役者さんらに混じって、中山、肥土山の農村歌舞伎保存会から
役者さんが出演して、得るものも大きかったようデスよ。
肥土山農村歌舞伎はまた来年5月に、そして中山農村歌舞伎は
そろそろ奉納歌舞伎の準備に入りマス。
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