2019年08月13日
『トラと呼ばれたサル』@
『トラと呼ばれたサル』作・演出 豊永純子 制作 柴田悠基
日程:2019年8月24日(土)・25日(日)17:00〜18:00、全2ステージ
劇場:香川県小豆島 中山農村歌舞伎舞台
チケット:一般2,000円、パスポート提示1,800円
「海辺で、とかも考えましたけど。小豆島を調べるうちに農村歌舞伎舞台が
残ることが分かり、そこでできれば素敵だなぁと思いました」
瀬戸内国際芸術祭2019夏会期、香川大学が正式参加して
作り上げるのは演劇・・・香川大学創造工学部、メディアデザインコースの
柴田悠基先生にお話を伺ってマス。
どのシーンなんでしょうか・・・稽古中「フレー!フレー!小豆島!」と
言う声が響いておりマシタ。
「夏会期の、トラと呼ばれたサルは小豆島に住む女子高生が
主人公です。将来のこととか悩む中で、同じように悩む
おじさんに出会います。二人が成長する姿を描いています」
出演者はもちろん、脚本、美術、照明と香川大学の学生さんが
活躍されているもよう。
「私のプロジェクトの有志ですが、なかなか専門的知識のいる
ことばかりで、良い経験を積んでいるところです」
オーディションは経験よりも「やってみたい」と言う方を…と
ワークショップ形式で楽しく行われたそうデス。
「半数以上が小豆島出身の方、他もオール香川。68歳から12歳まで
が今、急ピッチで組み立てています。本番が近づくと集中力が
高まり、いい作品になってきています」
「コミュニティの場作りが作品になる、そういうのが瀬戸芸を
通じてできてきていると思います。新しいアートの可能性を
探っていきたい。画竜点睛、観客も作品の一部と思ってます」
中山農村歌舞伎保存会の皆さんによって一足早く、舞台
準備も行われてイマス。
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