令和の第1号として認定されることになりマシタ。
文化庁の公式発表が5月20日にあり認定証の交付式も行われマシタ。
この日は日本遺産認定記念セレモニーが小豆島町役場でも行われ
庁舎に懸垂幕をが掲げられマシタ。
セレモニーでは矢穴技法による石割が行われマシタよ!
この ノミにで穴を穿ち、穴に矢を差し込み、ゲンノウで叩いて石を割る技術は
400年以上前の小豆島の石切丁場で行われていたもの。
石割をしたのは文化財石垣保存技術協議会、技能講師を務める
高尾石材の生産事業部長、藤田さん。
「知ってる!? 悠久の時が流れる石の島
〜海を越え,日本の礎を築いた せとうち備讃諸島〜」の日本遺産認定について
2市2町では,備讃諸島の日本遺産認定に向けて連携し
多くの方々に備讃諸島へと足を運んでいただくために、2市2町が一丸となって
その魅力を国内外に発信するとともに,観光客の受け入れ体制の充実に取り組んでいく予定。
5月20日には小豆島町からは松本篤町長らが認定書を東京で
受け取られたもよう。
松本町長からのコメントは以下の通り。

「令和という新しい時代の第1号として、せとうち備讃諸島の石の物語が
日本遺産に認定されたことを大変嬉しく思っています。
本町では、瀬戸内海・小豆島の石の歴史、文化、伝統、産業、技術、知識などに
焦点をあてたシンポジウムを延べ8回に渡り開催し
石の持つ魅力を高める地道な活動を展開してきました。」
「2016年には、「世界考古学会議」のプレツアーを小豆島に誘致し、
世界中の研究者から高い評価をいただいています。
文化は、「ヒト・モノ・コト」が長い年月をかけて重なり合いながら
育まれるものだと考えていますが、せとうち備讃諸島の石の文化は
島人、海、石、海運、時代ごとの暮らし、記憶・記録などが
重層的に組み合わさっており
瀬戸内海を象徴する文化の一つであると思います。 」
「本年は、瀬戸内国際芸術祭2019が開催されており
日本遺産の魅力が加わることでより一層の大きな交流が生まれることを
願っています。
今後は、備讃諸島の石の文化・物語を一つの文化圏として捉え
日本遺産ブランドに相応しい取組みを推進し、その魅力を一層高めることで
人が集う元気な地域を創っていきたいと考えています。
結びに、日本遺産認定が大きなきっかけとなり、住民の皆さんが
地域の文化に自信と誇りを持ちながら、みんなで魅力的な活動を展開し
石の文化が後世に繋がっていくことを願っています。 」
日本遺産の一体的な事業展開を図るため、
2市2町、香川県・岡山県、商工観光団体が参画する
「せとうち備讃諸島日本遺産推進協議会」が5月27日㈪に立ち上げられ、
設立総会が笠岡市において開催する予定デス。
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