2019年05月09日

沖之島生物調査〜小豆島中央高校自然科学部



渡し舟と言えば二十四の瞳映画村…デスがこちらの渡し船は
無料で運航中・・・小豆島の小江から約3分で到着する沖之島。

20〜30世帯の暮らす沖之島にやってきたのは
小豆島中央高等校の自然科学部3名と須藤先生、そして泉谷校長先生。


IMG_9390.JPG

沖之島出身の株式会社西崎組の西崎代表取締役が案内役となって
自然科学部が調査を始めたのは沖之島にある沼地デス。



IMG_9387.JPG

小豆島在住の方でも何か機会がないと沖之島に渡ることがないと
池田の建設業者さん、県内のビオトープ管理士の方、福田の石材業の方も
沼地と周辺の探索をしてくれマシタ。

さて調査した沼地デスが、地元の西崎さんの話によると
元々、沼地のあったところは海だったそうデス。

IMG_9403.JPG

沼地調査中に出会った農家さん、
この場所で十数年栽培をしているそうデス。

「この辺りは昔は塩田だった話は聞いたことがあるなぁ。
 自分が子どものころはボラやウナギがいましたよ。」とのこと。

IMG_9412.JPG  

建築業の方の見立ては二つの島を繋ぐときには
遠くから土砂は持ってこず、それぞれの山を切り崩したはず
とのこと・・・そのうちにできたのがこの沼地。

IMG_9385.JPG

海との間には古い水門がありマスがせき止めて
100年以上経っているんだそうデス。

自然科学部の皆さんと先生がたは「奥の方に湧水があった」との話を
頼りに生物探索を始めマシタ。

IMG_9404.JPG

見つかった植物は葦(よし)、浜大根、ハマヒルガオ
などなど「砂浜の植物ですね。」と泉谷校長先生。

IMG_9405.JPG

「これはアワフキムシ。蝉の仲間なんですよ。」
おおおぉぉぉ・・・初めての遭遇。

6A69B01A-65F2-4CF2-9328-924723E41478.jpeg

この他には海藻のアオサに、ウミニダ(貝)、フナ虫などが
確認できマシタ。

A63B785F-41EE-42CC-8E57-952464216185.jpeg

顧問の須藤先生・・・大学の卒業論文は「湿地」という強者。
「ここは塩性湿地ですね。見た感じではほぼ海水ですね。
 湿地としては珍しいです。」

IMG_9415.JPG

葦もあったことから海と淡水の交じり合った汽水域となっている可能性もあるので
「いろんなポイントで土を採って中にある種を調べてみる」
ということになりマシタ。

IMG_9409.JPG

沼地の両端は直ぐに海があり、浜は石が多い海岸。
石材業の方によれば、この地層ならば地下から海水が入っている可能性もと・・・

IMG_9380.JPG

これからの時期は畑の肥料になるヒトデが堤防で干されていたり、
冬にはゲタ(舌平目)を干す風景が見られる小豆島の中の小島、沖之島。

IMG_9381.JPG

沼地の土調査の結果もお楽しみに!



<関連記事>

しまのみらいプロジェクト〜小豆島中央高校

豊島−小豆島をめぐる〜瀬戸内国際芸術祭2019

小豆島Short×2(小豆島交通情報)

小豆島 島鱧〜四海漁協

冬の風物詩〜ゲタ干し〜

坂手港周辺のいきものたち

寒霞渓、夏に向けて〜小豆島自然観察会

エンジェルロードの生き物たち〜小豆島観光協会セミナー


posted by しまラジ! at 06:00| 香川 ☁| ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする