2019年05月07日
小豆島の恋〜王文志さんに聞く
瀬戸内国際芸術祭2019、小豆島の真ん中にある作品『小豆島の恋』
多くの方が連休中にも訪れて周りの棚田とともに
鑑賞…というより体験してきたのではないでしょうか。
既に体感された方、そしてこれからお出かけ予定の方に
『小豆島の恋』についてもっと知ってもらおうと
王文志(ワン ウェンチー)さんにお話を伺っておりマス。
「4回目となり地元、中山に深い縁、そいて思いを込めて
テーマを決めた。」と王さん。
「建築と言うと堅い
…心の空間のような柔らかな空間を通して交流スペースになればと思う。」
今までの作品との大きな違いは空間を分けた事と
竹だけでなく石を使ったこと。
「豊かな田んぼ、水がテーマの窓。
この空間に入って心の声を聴いてリラックスして周りにいる人と
友達なったりできる作品を世界中で作っている。」
また注目して欲しいのは空間によって竹の編み方が違うこと。
アプローチから大きな空間へ、そしてスロープから外の空間へ。
「中山の印象は一番に、ふるさとと同じ風景であること。
初めて中山の人と会った時には距離があったが今では友というより
家族のように感じている。」
「この場所はリラックスする空間。
出来上がった夜も休憩して最高だった!この感じが
人気だと言われる理由の一つかも知れない。」
芸術を通して世界中で地域活性も感じていると王さん。
小豆島、棚田、水の音、風の音、この場所だけの
癒し空間で、自分の声と向き合ってみてはいかがでしょうか。
オリーブバス中山線
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