4月26日、瀬戸内国際芸術祭2019の開会式の後、小豆島三都半島では
三都半島アートプロジェクトのオープニングが行われマシタ。
三都半島では平成21年から香川県の芸術村構想の一環として
アーティストの招聘が行われ、毎年、多くの作品が展開されてイマス。
「平成26年からは広島市立大学芸術学部がプロジェクトを展開しています。
小豆島の中でも景色のきれいな三都半島で、どの作品も自然と美術が
互いに魅力を引き出し合っていると思います。」
小豆島町の松本篤町長のあいさつのあと、神浦(こうのうら)
コミュニティーセンターから全11作品のうちいくつかを鑑賞してキマシタ。
sd09康夏奈(花寿波島の秘密)
こちらは小豆島ふるさと村で見られる作品、次回のお楽しみに・・・
sd10土井満治(境界線の庭)
「見るだけでなく登ったりしてもらって良いんです。」と
製作された土井さん。
キレイなこの場所は作品の写真を撮ってもとにかくきれい・・・
sd11フリオ・ゴヤ(自然の目「大地から」)
「一番先に行くと瀬戸内国際芸術祭の他の会場、大島などが見えます。」
とゴヤさんの言うツリーハウスはアトリエの裏にある大きなの木
2本をもとに作られてイマス。
sd12田中圭介(Utopia dungeon)
sd13平野薫(海辺のクオーツ)
どちらも古民家を利用した作品デス。
ともに人のいない空間…
各々訪れる人によって感じ方が変わりそうデス。
sd14友定睦(明日の海)
壺井栄のエッセイを基点にしたインスタレーション。
・・・ここも絶対行きたい!
sd15鹿田義彦(過去と現在の山にのぼり、銀未来の海をながめる)
「前回とは全く変わっていますよ。」と聞いていたので
気になっていた作品デス。
少し時間をゆっくりとって、じっくり座って鑑賞。
sd16伊藤敏光+康夏奈+広島市立大学芸術学部有志(潮耳荘)
時間の関係で遠くから見てミマシタ。
今回はこの後ご紹介する『山声洞』など見るだけでなく
『聴く』作品が多く展開されてイマス。
sd17志水児王(エレメント)
スピーカーからの音を視覚化した作品。
耳では聞き取れない周波数の音が見える不思議・・・
sd18高端(Stand up! Series/駆け出した犬、浮遊する象)
上記2つの作品は『あさりの養殖場』だった工場で見られマス。
三都半島の伝記や少し前まで稼働していた工場の雰囲気も
堪能してクダサイ。
sd19伊藤敏光+広島市立大学芸術学部有志(山声洞)
「聴こえますかー!」と『耳』に向かって声を出すと
埋められた部分を合わせると約6mの高さのある空間に
響く声・・・静かにしていると鳥の声や風の音が聴こえてキマス。
この辺りは30年ほど前まで玄武岩が採掘されていたそうデス。
当時、その会社で働いていた方から、作品の向こうにある
池が採掘場跡と教えてもらいマシタ。
美しい自然の三都半島にはまだまだ知らなかった歴史も
ありマシタ。改めてゆっくりと巡ってみたいと思いマス。
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