
平井兵左衛門追善供養と平称霊神社祭
日時:2019年3月3日㈰ 9:30〜追善供養 10:00頃〜平称霊神社祭
場所:小豆島町浜条(平称霊神社祭は浜条馬場(池田桟敷))

毎年、小豆島の平井兵左衛門さんの命日3月11日に近い休日に
行われてイマス、平井兵左衛門追善供養と平称霊神社祭。
さて、平井兵左衛門さんとは、どなた?と言う方や
平称霊神社祭ってなあに?と言う方に知っておいて欲しい小豆島のお話ー。

平井兵左衛門さんは江戸時代、小豆島で庄屋をしていた方。
当時、年貢に苦しんでいた地元のために高松藩へ直訴をシマシタ。
窮状は救われたものの直訴はご法度の江戸時代。
庄屋の兵左衛門さんは地域のみなを救って死罪になってしまいマシタ。

池田港からほど近い墓所では毎年追善供養が行われ
平称霊神(へいしょうれいじん)」として浜条馬場(池田の桟敷)に祀られ
神様となった平井兵左衛門さんのための祭事が行われてイマス。

地元の方々はこの「島を守るための自己犠牲の意志」を継いで
いこうと夢想会を立ち上げ、新たに伝統芸能として兵左衛門太鼓と
呼ばれる太鼓芸能を作りマシタ。
小豆島町立池田小学校では総合学習の時間に
平井正左衛門氏政について学習をして休日などを利用して
太鼓の稽古を続けてイマス。

勇壮な太鼓芸、子供たちが伝え始めている芸能をぜひ
多くの方にご覧になっていただきたいと思いマス。
今年は池田小学校などから6名が参加。
こども兵左衛門太鼓奉納は神事のあと行われマス。
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