2019年02月06日
日本オリーブオイル品評会審査
小豆島でのオリーブ植栽110年の今年、10年以上続く
香川県オリーブ品評会オリーブオイル部門。
今年は、全国のオリーブオイルを対象に行われてイマス。
2月4日から今日まで小豆オリーブ研究所の官能審査室で
12人の島内外のオリーブオイルの専門家が81点のオリーブオイルの
審査を続けてイマスよ。
4日、5日に35点ずつ、今日最終日は残り11点と
得点の高いオリーブオイルの順位が決定されマス。
審査結果をもって各事業所などに商品の確認などが
行われてから後日、結果発表となるとのこと。
表彰式は3月16日㈯ 10:00〜小豆島オリーブ公園コンペンションホール
で行われマス。
表彰式後、10:30からは山形県のアル・ケッチャーノ
オーナーシェフ奥田政行氏が香川県産オリーブオイルと野菜を使った
「オリーブサラダ」などを実演調理、試食をしながら
オリーブオイルの活用ポイントなどを講演してくれマス。
こちらの講演会はどなたでも参加できマスので
この機会に香川県産オリーブオイルを味わい学んでみてはいかがでしょうか。
今年の表彰式ではオリーブオイルでは全国初となる
農林水産大臣賞(1点)をTOPに香川県知事賞(1点)
香川県議会議長賞(1点)
香川県農政水産部長賞(2点)
オリーブ植栽110周年記念事業実行委員会長賞(2点)
香川県オリーブ生産者ネットワーク会長賞(2点)
この他に一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会理事長賞
一般社団法人日本オリーブオイルテイスター協会会長賞が各2点
特別賞として贈られマス。
審査が行われているオリーブ研究所の官能審査室では
室温は23度に、そしてオイルを温めて香りを出すウォーマーは
オイルの温度が26−28度前後になるように設定されてイマス。
オリーブ研究所では審査員に出すオリーブオイルの順番を決めるための
予備審査が行われ、今回集まったオイルの欠陥はなく非常にレベルの高い
品評会になっているもよう。
※予備審査はオリーブオイルには辛味苦みの強いものがあり
強いオイルのあとに繊細なオイルがぼやけて感じないよう審査員のために行われるもの
「精鋭揃いのオリーブオイルで審査は難しいのでは」と
香川県農政水産部農業生産流通課の森末文徳課長補佐。
またこの審査結果は各事業者さんへコメント付きで送られるそうで
「今後の生産の向上につなげて切磋琢磨していただきたい。
日本全体のオリーブオイルのアピールにも使っていきたい。」と
お話されてイマシタ。
審査員の意見がなるべく統一されるよう行われる
キャリブレーションでは審査対象外のオリーブオイルで
あらかじめ点数をすり合わせマス。
個別ブースにはオイルの味や香りをリセットするための
りんごのスライスや炭酸水が用意され12名の審査員が
今日、全国の優秀なオリーブオイル9点と特別賞4点が決定する予定。
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